よみもの|コラム|モミジ院長のリカバリー日記
vol.53

モミジ院長のリカバリー日記第53回

(続き)第1週の放送をすべて観たのだが。グアムのシーンで、ウロウロしているところが一瞬映るが、画面で観られるシーンはほぼなし。

「テレビとはこんなものか」

改めて、思った。

最後まで残る人を中心に編集していく関係で、途中で脱落する人の場合は、よほど面白いコメントが残る場合か、インパクトのある映像のどちらかである。

たいていは、後々、残る人の映像を中心に映し出される。それは仕方のないことだ。スタッフも誰が生き残るかわからないからできるだけ多くの映像を残しておかないといけないので大変である。

なんとなくは分かっていたが、まるで事実がなかったかのようで悲しくなる。

テレビに出たいから参加したわけではないが、スケベ心にちょっと映りたかったな。記録として、記念として。

テレビを見終えた後、常連の雀荘「三階荘」の隣の焼肉屋で、能勢君を交えてウルトラ祝勝会を開いた。

そのあと、能勢君はホテルに戻らず、僕の部屋に来て、みんなで徹クイ(徹夜でクイズをすること)をした。

そのとき、僕があらかじめ用意していた問題が次の問題を含む300問。

「オリオン座の中央にある三ツ星とは「ミンタカ」「アルニラム」と何でしょう?」

「イタリアの自動車メーカー・フェラーリのエンブレムになっている「跳駒」の名前を何と言うでしょう?」

現在のクイズファンの方なら一度は見たことのある問題だろう。

でも、1991年当時はそうではなかった。この問題は市販の問題集やテレビではどこにも出ていない。フェラーリの問題は、正確に言うと僕が作ったのではなく、隣に住んでいる「よっちゃん」と言う友人が能勢君の歓迎会用に作ってくれた問題だった。フランチェスコ・バラッカというイタリアの軍人・撃墜王と呼ばれた英雄がフェラーリにプレゼントしたエンブレムである。との解説付きであった。

この時出題した問題の中からいくつかを、のちに『能勢一幸のクイズ全書』に掲載する問題として採用してくれたのだ。問題集の最後のページに僕の名前が記されているのはそういうわけである。(続く)

 

テーマ問題【競馬②】

 

問題 9  昭和16年、横浜農林章典、東京優駿、京都農林章典を勝ち、「日本初の三冠馬」とされる馬は何?

問題10 競走馬の交配を行う場合の血統理論の一つで、考案者の名前から「フィッツラック血量」と呼ばれるのは何%のこと?

問題11 東京競馬場の創設に尽力し、のちの日本中央競馬会(JRA)初代理事長を務めた人物で、GⅠレースの「安田記念」に名前を残すのは誰?

問題12 公営競技で、競馬の「馬券」の正式名は「勝馬投票券」、では競輪の「車券」の正式名は何?

問題13 イギリスの競馬場に集まる紳士から流行ったため、「ダービータイ」と呼ばれる、スカーフ風のネクタイを何と言う?

問題14 中央競馬が開催される競馬場がある都市で、「中山競馬場」といえば船橋市、では、「中京競馬場」と言えばどこの都市にある?

問題15 1998年、フランス・ドーヴィル競馬場で行われた「モーリス・ド・ギール賞」を制して日本馬として初めて海外のGⅠレースを制したのは何?

問題16 日本で開催される競馬の勝負服に使うことのできる色はいくつ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解【競馬②】

問  9  セントライト(父ダイオライト、母フリッパンシー、小西喜蔵騎手が騎乗)

問 10 18.75%(インブリードで、4代前祖先(6.25%血量)と3代前祖先(12.5%血量)が共通の馬となる場合、「4×3のインブリード」という。その時の血量が6.25%+12.5%=18.75%となり、「奇跡の血量」と呼ばれる。1940年代のアメリカでの調査から『ブラッド・ホース』誌で発表された。日本においては佐藤正人が翻訳し『優駿』誌で紹介。1951年にザテトラークの「3×4」であるトキノミノルが東京優駿を制したことから一気に広まった。)

問 11  安田伊左衛門(第2代理事長は有馬頼寧)

問 12  勝者投票券(しょうしゃとうひょうけん、競馬の「馬券」は明治21年、横浜競馬場で売り出されたが、当時は「馬賭」「賭札」と呼ばれていた。一時期、現金での払い出しが禁止されたため、「勝馬投票券(かちうまとうひょうけん)」と言う名称に変わったが、現金払い出しができるようになってからも、この名称は残った。競艇の「舟券」の正式名は「勝舟投票券(かちふねとうひょうけん)」、オートレースは「勝車投票券(かちぐるまとうひょうけん)」

問 13  アスコットタイ(イギリスのアスコット競馬場)

問 14  豊明市(船橋市は唯一地方競馬場の開催と中央競馬の開催があることで知られる)

問 15  シーキングザパール(日本馬として初めて海外の重賞を制覇したのは「ハクチカラ」)

問 16  13色(白、黒、赤、青、黄、緑、桃、水、紫、薄紫、鼠、海老茶、茶、ちなみに、JRAの騎手が着る勝負服1枚に使えるのは4色である)

徳山静養院 院長
森隆徳

学生時代、クイズ番組の出場経験があり、広島でクイズサークル「モミジQ楽部」を友人と立ち上げた。精神科医になり、元祖クイズドクターとしてテレビ番組への出場、自身の大会を開催するなどクイズ活動を行う傍ら、医療の中でクイズを使った活動を行い注目を集めている。

モミジ院長のリカバリー日記第73回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第72回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第71回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第70回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第69回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第68回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第67回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第66回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第65回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第64回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第63回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第62回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第61回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第60回

モミジ院長のリカバリー日記

モミジ院長のリカバリー日記第59回

モミジ院長のリカバリー日記

Share
このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP
3