よみもの|聞くトリビア(読む編)

ヤクルトスワローズの雑学
【聞くトリビア第28話 読む編】

山田哲人(やまだ・てつと)選手がトリプルスリーを獲得できたのは「チーズバーガー」のおかげ

プロ野球史上唯一の3度のトリプルスリーを達成し、2021年シーズンからはヤクルトのキャプテンも務める山田哲人選手。
そんな山田選手は初めてレギュラーに定着した2013年、一軍で活躍するには体重を増やして体力をつける必要があると痛感します。
そこで行ったことが、「夜食にチーズバーガーを3個食べること」でした。
栄養学的にはまったく理にかなっていない増量法ですが、ひたすら食べて筋トレを繰り返したことが功を奏し、翌2014年にはシーズン194安打の日本人右打者の最多安打記録を樹立、翌2015年にはトリプルスリーを達成しMVPを受賞、名実ともにヤクルトの主力選手に成長しました。

ムーチョのニックネームで知られる中村悠平(なかむら・ゆうへい)選手は実は「カラムーチョ」が好きではない

正捕手として活躍する中村悠平選手は「ムーチョ」というニックネームで親しまれています。このニックネームは、若手のころにキャンプで「カラムーチョ」を食べていたところをスタッフに見られ、カラムーチョ好きと思われたことに由来します。
ムーチョのニックネームがファンに広まると、多くのファンからカラムーチョが差し入れされましたが、実際は中村選手は、本当に好きなのは「堅あげポテトのブラックペッパー味」と語っています。さらに、カラムーチョについては「食事制限をしているし、そもそもあまり好きじゃない」と語っています。
とはいえ、ニックネームは完全に定着しており、本人も気に入っているのか、今でも「ムーチョ」と呼ばれ続けています。

ヤクルト打線はギネス世界記録に認定されている

様々な世界一を集めた「ギネス世界記録」、東京ヤクルトスワローズはチームとして認定されています。
その記録とは2009年6月14日のオリックス戦で打ち立てた「11打数連続安打」です。
この試合では5回表に先頭の青木宣親(あおき・のりちか)選手がヒットを放つとそこから打者一巡9人連続でヒットを記録、2回目がまわった青木選手がフォアボールを選ぶと、その後2人ヒットを打って、この記録を達成しました。
これは大リーグにもない記録としてギネス世界記録に認定、そしてヤクルト打線には「ギネス打線」の愛称がつけられました。

村上宗隆(むらかみ・むねたか)選手は、兄弟の中ではいちばん背が低い

たぐいまれなる長打力を武器に4番に座る村上宗隆選手。
長打力の源は身長188センチ体重97キロの恵まれた体にあります。そんな村上選手には兄と弟がいて、2人とも野球をしています。
兄は社会人野球の投手、弟は村上選手の出身高校と同じ九州学院高校に在籍する内野手ですが、兄は身長193センチ、弟は身長189センチあり、何と3兄弟の中では村上宗孝選手がもっとも背が低いのです。
村上選手の父親は会社を経営していますが、野球をしている大柄な息子が3人いて、食費はさぞかかったことと思います。

安田猛(やすだ・たけし)投手は夫の威厳を見せつけるため、妻を契約更改に同席させた

2021年に亡くなった安田猛投手は、1970年代に左の先発として活躍し、1978年にはチーム初の日本一に貢献したことで知られます。
かつての人気マンガ『がんばれタブチくん』では個性的なキャラクターとして描かれていますが、実際の安田氏も意外な言動が多い人物でした。
その最たるエピソードといえるのが、入団1年目の1972年のシーズンを終えた契約更改です。
この年、安田投手はルーキーながら最優秀防御率のタイトルを獲得し、さらに新人王を受賞しており、契約更改も大幅アップが見込まれていました。その契約更改の場に彼は結婚したばかりの奥さんを同席させます。理由は夫が1年間働いた末にタイトルを獲得し、その結果としてどれだけの待遇を球団に対して要求し、自分の要望を勝ち取るかという、プロ野球選手にとってもっとも大事な交渉の場を妻にみせるためでした。
彼のプロ意識の表れといえるエピソードといえます。

 

野村克也(のむら・かつや)監督は連勝中、パンツを変えなかった

ID野球を掲げ1990年代のヤクルトを4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた野村克也監督。
現役・監督時代を通じて様々なゲン担ぎを行うことで知られましたが、ヤクルト監督時代に話題になったのは、勝っているときは同じパンツをはき続けるというものでした。
連勝が2ケタ続いたときは2週間以上同じパンツをはき続け、野村監督自身も気持ち悪くなったと語っています。
その他にも「ラッキーナンバーは足して10になる数字」ということから、背番号は現役時代は19番、ヤクルト監督時代には73番をつけていました。
これらのゲン担ぎについて野村監督は生前「勝負の世界に生きていると何かにすがりたくなるから」と語っていました。

監督に「巨人に勝たなくてよい」と指示したオーナーがいる

プロ野球のオーナーにとって一番うれしいことはチームが優勝することでしょうが、しかし、まったく逆で監督に「巨人には勝たなくてよい」と指示したオーナーがいます。
その人物とはヤクルトで初代オーナーを務めた松園尚巳(まつぞの・ひさみ)です。
1969年、フジサンケイグループから球団を買収すると松園はオーナーに就任しますが、彼は実は大の巨人ファンであり、また、当時のプロ野球は巨人ファンが圧倒的に多かったため、巨人に勝つと巨人ファンがヤクルトを買わなくなるという理由から「巨人には勝たなくてよい」と監督に指示を出していました。
しかし、このことが世間に知れると、プロ野球で禁止されている敗退行為に該当しかねないことから激しい非難を浴びました。

松井秀喜(まつい・ひでき)選手のプロ初本塁打は、野村監督がワザと打たせた

「ゴジラ」こと松井秀喜選手は日米通算で507本塁打を記録していますが、その第1号はルーキーイヤーの1993年5月2日のヤクルト戦で高津臣吾(たかつ・しんご)投手から記録しています。
実はこの本塁打、野村監督が高津投手にストレートを投げるように指示してワザと打たれるように仕向けたものでした。
理由は、高津投手はこの年からクローザーを務めていましたが、野村監督は高津投手のストレートでは抑えられないことを身をもって知らしめるためでした。ちなみに本塁打を打たれてもまだリードしていたため、高津投手は後続を抑えてセーブを記録しています。
その後、高津投手はウィニングショットのシンカーを武器に、日本で歴代2位の286セーブを挙げたほか、アメリカ、韓国、台湾でもクローザーとして活躍しました。

ヤクルトはあと1試合のところで前人未到の偉大なシーズン記録を逃している

プロ野球で、シーズン全試合で得点を記録したチームはありませんが、ヤクルトは実に惜しいところでその記録を逃しています。
1978年、当時シーズン130試合制でしたがヤクルトは開幕から129試合連続で得点を記録します。
しかし、シーズン最終戦で広島の先発・大野豊(おおの・ゆたか)投手を打ち崩すことができず、わずか2安打で完封負けを喫し、偉大な記録を逃しています。
ちなみに大野投手は入団2年目にして、これがプロ初完投・初完封でした。

稲葉篤紀(いなば・あつのり)選手のヤクルト入団はカツノリ選手が縁

2021年の東京オリンピックで野球日本代表監督を務め見事金メダルに導いた稲葉篤紀氏は、1994年ドラフト3位で法政大学からヤクルトに入団しました。
大学時代はそれほど注目されている選手ではなかったのですが、プロ入りには野村監督の息子で、後にヤクルトでプレーするカツノリ選手が深くかかわっています。
1994年、カツノリ選手は明治大学に在籍していましたが、野村監督が彼の応援に行った試合で、対戦相手の法政大学の稲葉選手が豪快な本塁打を放ったのを見て、プロで通用すると確信しスカウトに獲得を熱望して入団しました。
大学時代、稲葉選手は公式戦で6本しか本塁打を打っていませんが、その1本を野村監督の前で打ったことがプロへの道を開いたと言えます。

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