『YouTube公開』
金平糖を作るのには、2週間もかかる。なぜ?
【朗読】いい朝を迎えられる雑学【聞くトリビア
『ゴリ押しのゴリって何?』
『「にやける」という言葉の意味、知ってる?』
聞きながら寝れば翌朝スッキリ、面白雑学動画!
驚きの雑学の数々を、フリーアナウンサー大橋俊夫氏の朗読とともにお楽しみください
こちらは動画の内容の書き起こし記事です。
音声と一緒にお楽しみください。
「タモリ」という魚がいる瀬戸内海にはさまざまな魚が生息していますが、その中にはひときわ変わった名前の魚がいます。その名も「タモリ」。かつてお昼の顔として一世を風靡していたあのタモリと同じ名前です。 この魚は正式には「セトダイ」といい、「タイ」とつきますが、実はイサキの仲間です。なぜ「タモリ」という名前で呼ばれているかというと、かつてこの地方で活躍していた武将・平知盛(たいらのとももり)に由来します。タモリは頭やひれにトゲのような突起があり、全身が固く頑丈なウロコに覆われています。その姿がまるで鎧をまとった武士のように見えたことから、「平知盛の生まれ変わり」とされ、「トモモリ」と呼ばれるようになりました。そして時代の移り変わりとともに、その名がなまって「タモリ」と呼ばれるようになったということです。 このタモリは、瀬戸内海の厳しい環境に育っただけあって、脂がのっていながらも身が引き締まり、たいへん美味しいと評判です。ただし、鮮度が落ちやすいなどの理由から、主に瀬戸内地方周辺でしか味わうことができません。 |
ヨーロッパでもかつおぶしが生産されている日本を代表する食材のひとつ、かつおぶし。実は、欧州連合加盟国では法律により輸入が禁止されているため、これらの国々ではほとんど食べることができませんでした。しかし、そんな中、ある日本企業がスペインで工場を設立し、現地でかつおぶしを製造してヨーロッパ各地に出荷しています。 その企業は、大正時代に創業した老舗のかつおぶし販売店「和田久(わだきゅう)」です。現在でも鹿児島に製造工場を構え、東京の築地でかつおぶしを販売しています。この和田久が、ポルトガル国境に近いスペインの港町に工場を設け、かつおぶしを現地生産しているのです。 かつおぶしは製造工程でかつおの身を燻しますが、その際に発生する煙に含まれるベンゾピレンなどの物質が、欧州連合の食品安全基準に違反しているため、かつおぶしは輸入禁止食品とされてきました。そこで和田久では、独自の燻製方法を開発し、ベンゾピレンを発生させないよう改良した結果、欧州連合内でも流通できるようになりました。 現在、海外では和食はヘルシーというイメージが広まり、かつおぶしもさまざまなレストランで利用されるようになっています。今後、さらに需要が拡大していくことが期待されています。 |
「にやける」とは、本来「なよなよしてる」という意味薄笑いを浮かべていると「にやけた顔をするな」と注意されたことがある人もいるかもしれません。しかし、実はこの使い方は誤りです。というのも、本来「にやける」という言葉は、「薄笑いを浮かべる」という意味ではないからです。 国語辞典によると、「にやける」とは男性がなよなよと色っぽく見える様子を意味しています。もともと「にやけ」とは鎌倉・室町時代に貴族などにつかえていた少年を指す言葉でした。彼らが貴族に対し色目を使っていたことから、やがて「にやけ」が動詞化して、男性が色っぽく振る舞うことを「にやける」と言うようになりました。 すなわち、女性が薄笑いを浮かべている様子を「にやけている」と言うのは、二重の意味で間違っていることになります。女性が「にやける」ということはありませんし、そもそも「薄笑い」という意味でもないからです。 とはいえ、現在では多くの人が誤った意味で覚えており、文化庁の調査によると、およそ7割の人が「薄笑いを浮かべる」という意味で使っていることがわかっています。 |
コーヒーのブルーマウンテンのほとんどが日本で飲まれているコーヒーの人気銘柄のひとつ、ブルーマウンテン。コーヒーといえばこの名前を真っ先に思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、そんなブルーマウンテンは日本以外ではあまり飲まれていません。 ブルーマウンテンは、ジャマイカのブルーマウンテンという山地で生産されるコーヒーで、甘みと酸味のバランスの取れた繊細な味わいが人気です。ところが、その生産量のおよそ7割から8割が日本に輸出されており、実は日本以外ではそれほど注目されていない銘柄でもあります。 なぜ日本でこれほど愛されているかというと、日本人にはコーヒーをブラックで楽しむ人が多いからです。ブルーマウンテンは繊細な味わいが特徴で、砂糖やミルクを入れるとその風味が損なわれてしまいます。そのため、日本人の味覚に合いやすく、特に好まれるようになったとされています。 さらに、日本ではブルーマウンテンが高級銘柄として広く知られているため、ビジネスシーンの贈答品として選ばれることが多いのも、理由のひとつと考えられています。 |
酸素が無くても生きていける生物がいる2020年、アメリカ・オレゴン州立大学の研究チームが非常にユニークな生物を発見しました。この生物は「ヘネガヤ・サルミンコーラ」という名前で、クラゲやサンゴの仲間です。魚のサケの細胞内に寄生して栄養素を吸収しながら生きていますが、その際に酸素を一切体に取り込みません。 動植物の生存に酸素は欠かせないとふつうは思われています。体内のミトコンドリアが糖分と酸素を使って、生命活動に必要なエネルギーを生み出すのですが、ヘネガヤ・サルミンコーラの細胞にはそのミトコンドリアがありません。その代わりにミトコンドリアに似た構造を持つ別の細胞器官があり、酸素を使わずに糖分をエネルギーに変換しているという独特の機能を持ち合わせているのです。 さらに、寄生先のサケから直接エネルギーを吸収している可能性も指摘されています。このように、酸素をまったく使わずに生きる生物は極めて珍しいですが、研究チームによると、同様の生物がほかにも存在する可能性があるとして、今後の発見に期待を寄せています。 |
水族館の魚が他の魚を食べないのは、お腹いっぱいだから水族館に行くと、獰猛なことで知られるサメが、他の魚と同じ水槽で泳いでいるのを目にします。われわれはそれを当たり前のように受け入れていますが、よく考えると、「サメなどが他の魚を食べたりしないのか」と不思議な気がします。もしかしたら知らないうちに魚を食べて、数が減っているのではと思いきや、実際には他の魚にはまったく手を出さないそうです。 というのも、水族館で飼育されている魚たちには十分な量のエサが与えられています。しかも、エサは逃げることがないため、魚たちは安心して食べることができます。そのような環境下では、わざわざ逃げる魚を追いかけて食べることはエネルギーの無駄遣いに過ぎません。そのため、サメなどが他の魚を襲うことはほとんどないのです。 ただし、繁殖期になるとサメたちは非常に活発になり、オスはメスを探して気に入られようとし、メスは良いオスを見つけようと必死に行動します。食事に関しては穏やかでも、子孫を残すことについてはとても熱心であるようです。 |
カルピスの製造過程から生まれたバターがある日本人になじみ深い飲み物・カルピス。実は製造・販売しているカルピス社ではバターの販売も手掛けています、このバター、実はカルピスの製造過程から生まれたものです。 カルピスを製造する工程で、生乳から乳脂肪分を分離する作業がありますが、その際に分離された脂肪分を利用してこのバターが作られます。通常のバターとは異なり、色は牛乳のように白く、口当たりも滑らかで、香りや味わいも上品なことが特徴です。1942年に業務用として販売されて以来、高価でありながらも多くの料理人に愛用され、好評を得ていました。 後に一般向けのものも販売されるようになりましたが、生産量が少ないため売り切れることも多く、「幻のバター」と呼ばれています。価格は450グラムで1500円前後と、一般的なバターに比べるとお高い品ですが、それだけの価値はあるようなので、見かけたら購入してみてはいかがでしょうか。 |
標高100mほどの火山がある火山といえばどうどうとそびえ立っているイメージがありますが、中には標高が低い火山も存在します。その中のひとつ、山口県萩市の北長門海岸国定公園に位置する笠山(かさやま)の高さは、わずか112メートルしかありません。 山頂には直径30メートル、深さ30メートルの小さな噴火口があり、およそ1万年前にここから噴火したとされています。火口付近には遊歩道が整備されており、火山の影響でできた赤褐色の石などを間近に見ることができ、ここが火山であることを実感できるスポットとなっています。 笠山は周辺にある火山などとまとめて「阿武火山群」と呼ばれ、日本の活火山のひとつとして定義されています。 ちなみに、この笠山は日本でもっとも低い火山であり、またアジアでもこれほど低い火山は珍しいため、「東洋一低い火山」とも呼ばれています。 |
新幹線の先頭部分は、手作業で作られている「shinkansen」か海外でもそのまま通じることがあるほど、世界にも知れ渡っている列車であり、運行システムといえるでしょう。その車両のデザインは、高速かつ安全に人を運ぶために、さまざまな計算に基づいて設計されています。製造においては、すべて機械で作り上げていると思われがちですが、実は現在でも、一部の車両では職人の手作業による工程が残っています。それが先頭部分です。 あの流線型の先頭部は、職人がアルミ板をハンマー1本で叩きながら形作っています。アルミ板を少しずつ回しながら打ち続けることで、徐々に丸みを帯び、あの独特な形が生み出されます。 手作業だと非効率だから機械に頼れば良いのではないかと思うかもしれませんが、先頭部分は非常に大きいため、さまざまな型をいくつも組み合わせる製造方法ではコストがかかりすぎるという事情があります。そのため、現在でも職人の手作業が採用されています。 ただ、最近ではすべて機械で製造される車両も登場しています。一方で、車両によっては。まだ職人の技術を必要とする部分はあるため、しばらくは手作業による製造も続くでしょう。 |
ゴリ押しの「ゴリ」とは、魚の名前物事を強引に推し進めることを「ゴリ押し」といいますが、この「ゴリ」とは、魚の名前に由来しています。 ゴリとは、かつて西日本でよく獲られていた川に生息する小魚の名前で、ハゼのような見た目をしており、佃煮として食べられていました。そんなゴリは、川底にぴったりへばりついて生活する習性を持っています。そのため、ゴリを獲るときは、へばりついたゴリを川底を削るようにして力づくで捕らえなければなりませんでした。この獲り方が「ゴリ押し漁」と呼ばれていたことから、強引に物事を推し進める様子を「ゴリ押し」と言うようになったのです。 ただ、このゴリという魚は現在、豊洲市場では取り扱われておらず、金沢などごく一部の地域でしか食べられていません。そのため、その味はもちろん、存在すら知らない人も大勢いると思われます。唐揚げや卵とじなどの調理法がポピュラーで、非常に美味しいということなので、もし見かけたら、味わわない手はないでしょう。 |
江戸時代の火消しは、火事を広げないために他の家を壊していた江戸時代、当時の家屋はほとんどが木造で、全国から江戸に人口が集まり家が密集していたため、どこかの家で火事が起こると、一気に燃え広がって江戸の街全体が火に包まれることもありました。中でも明暦の大火など、「江戸三大大火」と呼ばれる3件の大火事は、さまざまな資料にその甚大な被害が記録されています。 当時は現在のような消防車や消防ホースがなかったため、水を使って火を消すことは困難でした。そこで火消し達は火を消すことよりも延焼を防ぐことを目的に、周囲の家を取り壊していたのです。出火元の隣に住んでいただけの人の家を壊すというのはしのびない話のようにも思えますが、そうでもしなければ被害がさらに拡大してしまうため仕方ありませんでした。 ただ、それだけでは被害を防ぎきれなかったため、幕府は様々な対策を講じました。延焼を防ぐために道路を広げたり空き地を設けたり、火を遮断するための土手を築いたりと、少しでも火事の被害を減らすために都市整備が進められていったのも事実です。 |
毒を持つトリカブトの花言葉は「栄光」トリカブトはキンポウゲ科の植物で、8月から10月頃に紫やピンクなどの美しい花を咲かせますが、その根っこには強力な毒を有しており、ドクウツギ、ドクゼリと並んで「日本三大有毒植物」に数えられます。 そんなトリカブトには「人嫌い」「復讐」といった花言葉があります。しかし、このようなネガティブなものだけでなく、「騎士道」「栄光」といったポジティブな花言葉も持っています。 これは、トリカブトの花の形が、かつてヨーロッパの騎士がかぶっていた鉄兜に似ていることから「騎士道」という花言葉がつけられ、さらに騎士の勇敢で高貴なイメージから「栄光」というワードも付け加えられたという事情がありました。 ちなみに、「人嫌い」という花言葉は、トリカブトの花が修道士の頭巾に似ていることから、英語名を「修道士の頭巾」という意味の「モンクスフード」と言うことにちなんでいます。修道士は世間と距離を置いて生活している人が多いことからの連想で「人嫌い」が加わったようです。また、「復讐」は、トリカブトの強い毒性に由来すると言われています。 |
日本で初めて発禁となった曲を作詞したのは、北原白秋詩人として知られ、『この道』『あめふり』『あわて床屋』などの童謡を作詞した北原白秋。そんな彼が1917年(大正6年)に作詞した『今度生まれたら』という曲は、日本で初めて発売禁止となったレコードとして知られています。 この曲は、劇団・芸術座が公演した戯曲『生ける屍』の劇中歌として誕生した曲で、女優の松井須磨子が歌っていました。しかし、この歌が後にレコードとして発売された際、歌詞の中にある「かわいい女子(おなご)と寝て暮らそ」というフレーズが、風紀上にふさわしくないと判断され、発売禁止の通達が出されました。こうして本作は、日本初の発売禁止レコードとなったわけです。 確かに、今の時代に聞いてもあまりよろしくない表現ではありますが、それでも発禁処分となるほどではないように思えます。とはいえ、当時は現在よりも社会的な風紀が厳しく、表現に対する規制も強かったため、このような歌詞でも発売禁止という厳しい処分がくだされたのでした。 |
「博士(はかせ)」という職業があったある分野について詳しい人を「○○博士」と表現するように、深い知識を持っている人に対する敬称として使われる「博士」という言葉ですが、古代日本には実際に「博士」と呼ばれる職業がありました。 律令制が導入されていた8世紀頃から9世紀頃にかけて、ある特定の学問や技術に専門的に従事し、さらにその分野の教育も担当していた職業、それが「博士」です。算術に関わる算博士、陰陽道に関わる陰陽博士、医学に関わる医博士のほか、暦博士、天文博士、針博士、按摩(あんま)博士などさまざまな種類がありました。また、地方にも太宰府に太宰博士、地方諸国に国博士といった役職が設けられ、それぞれの地方で生徒たちの教育を行っていました。 大学院の博士課程を修了すると授与される「博士」の学位は、この古代の「博士」という職業名に由来しています。 |
イルカは水を飲まない動物は生きていくにあたり、水分を摂取する必要があります。海に生きるイルカも同様で、水分を補給しなければ死んでしまいます。ところが、イルカは海水を飲むことはありません。また、真水を見つけて飲んでいるわけでもありません。では、イルカはどのようにして水分補給をしているのでしょうか。 実は、イルカは魚を食べることで、魚に含まれている水分を得ています。イルカの小腸は水分を素早く吸収できるようになっており、さらにタンパク質を分解することで体内に水分を効率よく補給できる仕組みを持っています。このようなメカニズムがあるため、イルカは海水や真水を飲まずとも生きていけるというわけです。 そのため、エサが食べられなくなったイルカは、水分も摂取できなくなり、死に至ることがあります。そんな時、水族館ではイルカが何らかの理由でエサを食べなくなった場合、チューブなどを使って口から水分を補給させています。 |
文字が書かれていないパソコンのキーボードがあるパソコンのキーボードに慣れた人は、盤上の文字を見ずにタイピングできると思いますが、それでもたまに、どこにキーがあるかを忘れて文字を確認しながらタイピングすることもあるでしょう。しかし、現在発売されているキーボードの中には、それができないタイプもあります。なんとキーには一切文字が刻印されていません。 これは、石川県に本社を置くPFUという企業が発売した「HHKB」というキーボードの無刻印モデルです。文字が刻印されていないということは、完全にどこにどのキーがあるかを記憶していなければならず、まさにプロフェッショナル仕様のキーボードというわけです。ただ、キーを確認できないということは、その分画面を見ることに集中できるということなので、自然とタイピングのスピードが上がるというメリットもあります。 また、パスワードなどの入力の際、誰かにその様子を見られても、どのキーを押したかわかりにくいため、セキュリティ対策にもなります。 文字が刻印されていないため、デザイン性も高く、タイピングに自信がある人にはおすすめのキーボードです。 |
ホテルや旅館で住所氏名を書くのは、感染症対策ホテルや旅館に宿泊するとき、必ず名前と住所、電話番号を記入します。万が一、ホテルに忘れ物をした際にあとで連絡してもらうためだと考えている人も多いかもしれませんが、実は主な目的は感染症の拡大を防ぐためです。 名前や住所の記入は旅館業法で義務付けられていますが、その目的は、万が一ホテルや旅館で伝染病や食中毒などの集団発生が起きた場合に、どこの誰が宿泊したかを特定することで、その感染ルートの追跡や防止対策を迅速に行うようにするためです。この制度が導入されたのは終戦後で、当時は感染症が日本人の主要な死因のひとつでした。そのため、感染症の拡大を抑える目的でこの規定が作られたのです。 もちろん、忘れ物があった際の連絡先としての役割もあります。さらに、犯罪捜査の際には、たとえ名前や住所が偽物でも、残された筆跡が手がかりになることもあるため、捜査に役立てるという目的もあるとのことです。 |
東京ドームの屋根は、掃除しなくても良いようにできている1988年に開業した東京ドーム。どんな天候でも野球の試合が行われるように作られた白い屋根が特徴的ですが、この屋根の外側の部分は開業以来、一切掃除を行っていません。 というのも、屋根にはフッ素樹脂でコーティングされたガラス繊維の膜材が使用されており、これによりたとえゴミやほこりが付着しても雨で自然と洗い流してくれるのです。そのため、掃除をしなくても汚れがたまらないというわけです。 ただ、内側に関しては、過去に一度手作業で掃除が行われたことがあります。どのように行ったかは非公表となっているため不明ですが、およそ30人の清掃員が1日8時間で、およそ1か月かけて掃除を行ったとのことです。そして今後掃除が行われる予定は現時点でないそうです。 また、長く使っていると張り替える必要があるかと思われますが、現在のところ強度にまったく問題はなく、過去に張替えが行われたことはありませんし、今後も当面はありません。 |
長さ50メートルにもなる海藻があるアメリカ・カリフォルニア州中部からメキシコ北部の太平洋岸などに生息する海藻の一種、ジャイアントケルプ。日本名をオオウキモといいますが、この海藻は長さがおよそ50メートルから60メートルにも達し、世界最大級の海藻として知られています。 カリフォルニア沖の海中には、このジャイアントケルプが大量に生い茂る“森”と呼ばれる場所があり、そこにはラッコやアシカなど、さまざまな生き物が生息しています。また、魚の幼魚が身を隠しやすいことから、産卵場所としてよく利用され、ここで育った魚たちはやがて外海へと旅立っていきます。 しかし、このジャイアントケルプは減少の一途をたどっています。というのも、この周辺に生息するアメリカムラサキウニというウニがジャイアントケルプを食べ尽くしてしまうからです。その結果、2010年代後半にはおよそ95パーセントのジャイアントケルプが失われたといわれています。 そこで、地元のレストランでは、このウニを食材として提供することで“森”を守ろうという運動が行われています。ウニを美味しく味わいながら海の生態系を守る、まさに一石二鳥の取り組みといえるでしょう。 |
日本橋髙島屋でゾウが飼われていたことがある戦後まもなくの1950年から1954年にかけて、東京・日本橋の高島屋の屋上では、1頭のゾウが飼われていました。このゾウはメスのアジアゾウで、高島屋が商社を通じてタイから輸入し、屋上で飼育することになったものです。高島屋の「高」という字にちなみ「高子」と名付けられたこのゾウは、お客さんからは「タカちゃん」と呼ばれ親しまれていました。 また、単に見学できるだけでなく、子どもたちを背中に乗せて遊んでくれたり、鼻で太鼓を叩く芸を披露したりと、お客さんにさまざまなサービスを行い、訪れる人を楽しませていました。その人気ぶりから、日本橋高島屋は「ゾウのいる百貨店」として話題を集め、連日多くの人々がタカちゃんを一目見ようと訪れたといいます。 1954年、タカちゃんは日本橋高島屋を離れた後、上野動物園に寄贈され、後に多摩動物公園に移されました。そして、1990年にその生涯を閉じました。その間、タカちゃんは多くの人々を笑顔にしてくれたことでしょう。 |
飲んでもお腹がゴロゴロ言わない牛乳がある牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロとすることがあります。これは、体内で牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素・ラクターゼの量が少ない、あるいははたらきが弱いために起こる症状で、「乳糖不耐症」と呼ばれます。 このゴロゴロが嫌で牛乳を飲まないという人も多いかもしれませんが、近年では、飲んでもお腹がゴロゴロしにくい牛乳が登場しています。それが「A2牛乳(A2ミルク)」と呼ばれるもので、A2牛乳には、お腹がゴロゴロする原因のひとつである「β-カゼインA1」が含まれていません。そのため、乳糖に敏感な人でも比較的安心して飲むことができるといわれています。 また、それだけでなく、味もスッキリしていて、後味も軽いということから、多くの人から好評を得ているそうです。 現在では、このA2牛乳はスーパーや生協などの小売店でも取り扱うようになり、より身近な存在となっています。ゴロゴロで牛乳から遠ざかっていた人も、一度試してみるのも良いかもしれません。 |
レゴブロックで作られた家があるイギリス・サリー州のとある山肌の木々が生い茂る中、ここにかつて赤や青などで異様に鮮やかに彩られた不思議な家が建てられていました。なんとこの家の材料はレゴブロック。およそ350万個ものブロックが使われた、色鮮やかな縞模様が美しい家でした。 これはイギリスのテレビ番組の企画によって誕生したもので、テレビの企画とはいえ、その建築は極めて本格的なものでした。建築家や工学博士の協力を得て慎重に検討が重ねられ、およそ2000人ものボランティアの手によって6週間ほどかけて建てられました。綿密な設計が行われていたため、普通に人が住める家としても機能していたそうです。 しかし、土地の所有者とのトラブルにより、残念ながらこのレゴの家は完成後間もなく取り壊されることになりました。それでも、レゴブロックで実際に人が暮らせる家を建てることができたという事実は、今後の住宅の未来に一石を投じる大きな出来事となったようです。 |
皇室の車のナンバープレートは、丸い通常、自動車には長方形のナンバープレートが前後に取り付けられていますが、天皇陛下や皇后陛下が乗る車には、そのようなナンバープレートがありません。実はこれらの車にはナンバープレートの位置に代わって菊の御紋が掲げられています。 その代わり、車の正面右下、ナンバープレートの右側のところに、丸い形の特別なプレートが取り付けられています。このプレートの上側には皇室の「皇」の字が、その下に1桁の数字が記されています。この数字が「1」と「3」の車は天皇皇后両陛下用の車両で、「2」番の車は葬儀で使われる寝台車となっています。また「3」番と「5」番の車両は国賓の送迎にも使われ、窓は防弾ガラスが採用されています。なお、「4」は欠番になっています。 一方で、一般的なナンバープレートを装着した車も存在します。これは、公的行事以外で外出される際に使用されるものだそうです。 |
ドアの真ん中に、さらに小さいドアがついたコインロッカーがある旅行などで大荷物があるときに便利なのがコインロッカーですが、最近では、扉の中央部に小窓のようにさらに小さい扉がついたタイプをたまに見かけます。この小さな扉は、私たちがついやりがちなある失敗を解決してくれる、非常に便利な仕組みです。 これは「サービスドア」と呼ばれるもので、通常コインロッカーは荷物を入れた後に扉を閉め、お金を投入してから鍵をかける仕組みになっています。ところが、荷物を入れたあとで忘れ物に気づいた場合、鍵を開けないと中のものを取り出せません。そうなると、せっかく投入したお金が無駄になってしまいます。そこで役立つのが、この「サービスドア」です。この小さな扉から中の荷物に手を入れて忘れ物を取リ出すことができるため、ロッカー全体の鍵を開け直す必要がなく、お金を損することもありません。 このサービスドアは利用者からの評判も高く、現在では多くの場所で導入が進んでいます。うっかり忘れ物をしやすい人にとっては、非常にありがたい仕組みと言えるでしょう。 |
高速道路の案内看板には、よく見ると穴が開いている高速道路で掲げられている、行き先が記された大きな案内標識。進行方向を確認するときに目を向けることはあっても、じっくり観察したことがある人は少ないのではないでしょうか。実はよく見ると、白い文字が書かれている部分にはたくさんの小さな穴が開いているのです。 この穴には、運転している人が文字を見えやすくするという重要な役割があります。たとえば、太陽の方向に向かって走行していると、標識が逆光になって文字が影に隠れ見えづらくなることがあります。そこで、この小さな穴を通して光を拡散させることで、標識全体が明るく見え、文字が読みやすくなるというわけです。 また、案内標識に書かれている文字には、一般に使われる漢字とは異なる、道路標識用の字体が使われています。高速道路では車のスピードが速いため、標識を確認できる時間はほんの一瞬しかありません。そのため、画数の多い漢字は簡略化してデザインされており、短時間でも直感的に読み取れるような工夫がなされています。 このような細やかな配慮のおかげで、私たちは安全に高速道路で走行することができているのでした。 |
一般人でも、犯罪者を逮捕できる目の前で犯罪が起こったとき、私たちは何もすることができず、ただ警察が来るのを待っているしかできないと思いがちですが、実は場合によっては、一般市民が犯人を逮捕することが可能です。 では、どのような場合に逮捕できるかというと、まず、犯人が実際に犯罪を働いている場合、すなわち現行犯であることが条件です。また、軽い犯罪の場合は、犯人が名前や住所を知らない見ず知らずの人物であることが必要です。ちょっとした盗難などの場合は、相手が知っている人であれば、その場で逮捕することはできません。これは、行き過ぎた人権の制約を防ぐために設けられている規制です。 あと、このような一般人が逮捕を行う際に注意しなければならないのが、相手に必要以上の危害を加えてしまうと、逆に暴行罪で処罰される可能性があるという点です。どこまでが行き過ぎになるかは判断が難しいため、場合によっては裁判などで争うことになるかもしれません。 また、たとえ逮捕できた場合でも、懸賞金の対象となっている犯人でない限り、特に謝礼を支払われることはほとんどありません。あったとしてもせいぜい感謝状がもらえる程度です。そのため、特に緊急で危険でなければ、深く介入せずに警察に任せたほうが良いでしょう。 |
イヌがお尻を嗅ぐのは、挨拶代わり飼い犬が散歩中に、他の犬のお尻のにおいを嗅いでいるのを見て、あわてて相手の犬から離したという飼い主もいるかもしれませんが、実はこの行為は犬にとって重要なコミュニケーションのひとつです。 犬の肛門には肛門腺という器官があり、ここから出る分泌物は犬によって異なるにおいを持っています。つまり、犬にとって初めて出会った相手の犬のお尻を嗅ぐという行為は、相手がどのような犬かを知る手段であり、人間で言うところの名刺交換と同じようなものです。 このようなお尻を嗅ぎ合う行為は、野生の犬にはない習性だそうです。野生の犬にとって見ず知らずの犬は警戒すべき相手であり、恐怖を感じるか、逆に闘争心が出て相手を威嚇することになります。この行為が見られるということは、ちゃんと飼われていて社会的生活を送っている証拠ともいえます。 もし、散歩中に飼い犬が他の犬のお尻を嗅いでいたら、それは単にその犬と仲良くなろうとしているだけなので、無理に離さず、優しく見守ってあげましょう。 |
人食いザメは、存在しないかつて公開された映画の影響などで、サメは非常に凶暴で、中には人を好んで襲う「人食いザメ」が存在すると信じられています。しかし、これはあくまで映画の演出によって植え付けられたイメージで、実際には「人食いザメ」というサメがいるわけではありません。 そもそもサメは基本的におとなしい性格をしており、中には他の生き物のエサになることさえあります。ジンベエザメにいたっては、ダイビングスポットなどでダイバーと一緒に泳ぐ姿も見られます。 ただし、まったくサメが人を襲わないというわけではありません。まれに人をエサと勘違いすることがあり、その結果、人が亡くなることもあります。ただ、その頻度は極めて少なく、日本でそのような死亡事故が起きたのも、ここ10年でわずか3件ほどとされています。しかも、そのような事故を起こすのは、ホオジロザメやイタチザメなど限られた種類で、ほとんどのサメは人間にとってまったく危険ではありません。 大きな体や鋭い歯を持つことから、サメは怖い生き物と考えられがちですが、決してそうではないので、海で見かけても必要以上に怖がらなくても大丈夫でしょう。 |
オーストラリアには、人々が地下で暮らす町があるオーストラリア中南部の町・クーバーペティ。オパールの産地として栄え、現在でも多くの採掘者で賑わっています。しかし、この地域は乾燥地帯に位置し、最高気温は49℃にも達するという過酷な環境です。そんな中で生活していくのは容易ではありません。そこで町の人々は、地下に生活拠点を構え、この厳しい環境から身を守るという一風変わった過ごし方をしています。 そもそもオパールの採掘で発展した町であるため、町中の地下には採掘場の跡があります。人々はその跡地に家を構えて生活しています。そうすることでどんな酷暑でも耐えることができるというわけです。また、乾燥地であるため夜には急激に気温が下がりますが、地下ならこの寒さをやわらげることができます。まさに、地下生活はこの町で生きるための知恵といえるでしょう。 地下にあるのは家だけではありません。レストランや教会、さまざまな店なども、この地下の採掘場を利用して造られており、まるで地下都市のような光景が広がっています。 このようなユニークな環境から、多くの観光客がこの町を一目見ようと訪れています。他の都市から来た人にとっては、まるで映画の世界に入り込んだような感覚を味わえる場所かもしれません。 |
こんにゃくは包丁で切ると味が落ちる煮物や炒め物など、さまざまな料理に使えてヘルシーなこんにゃくですが、調理するときに包丁で切っている人は、今後は控えたほうが良いかもしれません。こんにゃくは包丁で切るのではなく、手でちぎったほうが、より美味しく調理できるからです。 というのも、包丁で切るとその断面がツルツルしてしまい、だしや調味料が染み込みにくくなるからです。一方、手でちぎると断面がギザギザになって表面積が広がり、その分だしが絡みやすくなります。また、表面積が広がることで水分も抜けやすくなるため、こんにゃく特有の水っぽさが減り、より食感が良く仕上がります。 さらに、こんにゃくは金属に弱い性質があります。鉄の包丁で切ると変色したり、鉄の匂いがうつったりするため、気になる人もいるかもしれません。 こんにゃくを美味しく味わいたいのであれば、包丁を使わず、面倒ですが、手でちぎって調理してみてください。 |
野球のエースナンバーが18なのは、歌舞伎が由来日本のプロ野球界で背番号18は「エースナンバー」というイメージが強くあります。確かに、過去に多くの名投手が18番をつけてきた記録が残っています。ではなぜ18番がエースナンバーとして定着したのかというと、一説では歌舞伎が由来と考えられています。 歌舞伎で役者がもっとも得意としてきた演目のことを「おはこ」といい、これを漢字で書くと「十八番」となります。そこから派生して、野球界で優れた投手、すなわちエースに18番という背番号をつけるようになったそうです。 当初はそのような縁起かつぎもあったのかもしれませんが、次第に18番をつけた選手が優れた成績を残すようになったため、由来に関係なく、実力のある選手に18番を与えるようになっていきました。 ちなみに、最初に18番をつけた投手は戦前から活躍したビクトル・スタルヒンでした。彼はロシア生まれで、子どものころ、親とともに日本へ亡命。巨人や大映などでプレーし、通算303勝を挙げるなど、まさにエースナンバーにふさわしい活躍を見せた投手です。 |
ネジは、強く締めすぎると逆に緩む最近販売されている家具などには、購入後に自分で組み立てるタイプのものも多いため、ネジを締める機会も増えてきているかもしれません。そんな時、しっかり固定しようとしてきつくネジを締めがちですが、実はこれが逆効果になることがあります。ネジはきつく締めすぎると、逆に緩む可能性が高いのです。 ネジをきつく締めることで、ネジ自体に負担がかかり、やがて力に耐えられなくなり形が変わったり割れたりしてしまいます。その結果、ネジが緩んだり、固定できなくなったりするのです。 また、ネジは締めすぎと伸びてしまうことがあります。伸びてしまったネジは元に戻ることができないため、固定する力が弱まってしまい、これまた逆効果に。 もちろん、弱かったら弱かったで、ちょっとした振動で外れてしまう可能性があるため良くありません。適度な締め具合が一番良いということです。 |
納豆にも旬がある1年365日、いつでも手軽に買えて美味しく食べられる納豆ですが、そんな納豆にも旬の時期が存在します。 その旬とは、1月から2月にかけての冬の時期です。納豆の原料となる大豆は10月から12月にかけて収穫されますが、大豆は長期間貯蔵が可能なため、1年を通じて市場に出回っています。このとき、収穫されてからすぐに出回る豆は「新豆」、しばらく貯蔵してから出回る豆は「ひね豆」と呼んで区別します。納豆は「新豆」を使うことで、ふっくらとした食感や程よく水分が抜けて大豆本来の旨味が凝縮され、美味しく出来上がります。つまり、納豆の旬はこの「新豆」を使った納豆が出回る時期を指すのです。 納豆は大豆を数カ月間貯蔵してから作ります。これは、貯蔵することで余計な水分を飛ばすためであり、その結果、新豆を使った納豆が1月から2月に出回るというわけです。 新豆を使った納豆は豆そのものの甘みが強く、大豆の風味をよりはっきりと味わうことができます。また、美味しさだけでなく、免疫力を高めるイソフラボンや、血流を促進するレシチンといった栄養価も豊富に含まれています。いつでも手に入る納豆ですが、冬の時期に旬の納豆を意識して味わってみるのも良いでしょう。 |
伝統的な金平糖を作るには、2週間かかる17世紀にポルトガルからやってきて、現在でも砂糖菓子の代表格としておなじみの金平糖ですが、そのトゲのような突起がたくさん並んだ独特な形を見ると、なんでこのような形になったのかと不思議に思うかもしれません。しかし最初にポルトガルから持ち込まれた当時の金平糖には現在のようなトゲはなく、ただの小さな砂糖の塊のようなものでした。これが日本で広まり、製法が改良されていく過程で、トゲがある形に変化したのです。 この金平糖、本格的なものはおよそ14日ほどかけて作られます。鍋に糖蜜を入れて、温度を55度ほどに保ち、鍋をゆっくり回転させながらかき混ぜる工程を2週間も続けて、ようやく完成します。その間に、核となる糖蜜に少しずつトゲが付着し、伸びていくことで、あの独特な形が形成されていくのです。 このトゲ、業界では「イガ」呼ぶようですが、なぜできるのか、その正確なメカニズムは現在もわかっていません。しかも、このイガはひとつの金平糖につきおよそ18本前後とだいたい同じ数になるそうで、これもまた謎のひとつとなっています。 金平糖は一見ただの砂糖菓子に見えますが、実は職人の技と時間、そして科学ではまだ解き明かされていない謎を含んだ不思議が詰まったお菓子なのでした。 |
国会議員は、国会会期中は逮捕されないよく国会議員が不祥事を起こして逮捕されるニュースを耳にしますが、実際に逮捕されるタイミングはほとんどが国会が開かれていない時期です。というのも、国会の会期中には議員は逮捕されない特権があるからです。 日本国憲法第50条には、「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。」と定められています。この規定により、国会議員は原則として会期中に逮捕されることはありません。 この特権は、かつて政府が議員活動を妨害する目的で逮捕した事例があったため、そのようなことが二度と起こらないようにするために設けられた制度です。 ただし、第50条の中には「法律の定める場合を除いては」とあります。これは、現行犯の場合や、所属している衆議院・参議院の許可を得た場合には逮捕が可能という意味です。 また逆に、国会が開かれる前に逮捕されていた議員については、衆議院・参議院が要求すれば、会期中に一時的に釈放されます。 |
ニュージーランドの公用語には、手話もある耳の聞こえない人に対する伝達手段として知られる手話。その手話を国の公用語のひとつとして認めている国があります。それがニュージーランドです。 ニュージーランドでは、2006年まで英語と原住民の言葉であるマオリ語の2つを公用語としていましたが、この年に新たにニュージーランド手話が公用語に加えられました。 なぜ、手話が公用語になったのかというと、かつてニュージーランドでは手話の社会的地位が低く、政府などのサービスを受ける際に大きな支障をきたしていました。裁判で手話の通訳が認められなかったり、医療現場で手話を使う患者が医師から不当な扱いを受けたりするなど、具体的な被害も相次ぎました。こうした状況を受けて「手話を公用語にすべき」という声が国会議員の間で高まり、地道に運動を続けてきた結果、最終的に法制化されたのです。 実際、ニュージーランドでは手話が公用語になったせいか、障がいを持つ人に対して積極的に声をかけ、助け合う光景が多く見られるようになったといいます。国民の高い奉仕精神が、この新たな公用語制定の背景にあったのかもしれません。 |
味付け海苔は明治天皇のお土産として発明された旅館の朝食の定番のひとつ、味付け海苔。関東ではそこまで人気がないかもしれませんが、関西では焼き海苔より味付け海苔がよく食べられています。そんな味付け海苔の誕生のきっかけは、明治天皇にまつわるエピソードにありました。 明治時代の初期、すでに東京住まいになった明治天皇が、久しぶりに京都を訪れることになりました。その際、京都の人々から東京土産のリクエストを受け、何か東京らしいものはないかと考えた結果、海苔を選びました。そこで御用達であった海苔屋「山本海苔店」に、長時間の移動に耐えられる保存性の高い海苔を作ってほしいと依頼しました。こうして開発されたのが、醤油とみりんで味をつけ、長期保存が可能な「味付け海苔」だったのです。 この味付け海苔は、京都の人々に大変好評で、たちまち評判が広がりました。やがて関西一帯で味付け海苔が普及し、現在の味付け海苔文化へとつながっていったのです。 明治天皇がお土産として持ってこなくても、おそらく味付け海苔は発明されたかもしれませんが、関西にこれほどまで文化として根付くことはなかったかもしれません。 |
アジアの国・ブータンには、信号機がない南アジアの国・ブータン。九州とほぼ同じ面積におよそ80万人の人が暮らしています。そんなブータンの街中を歩いていると、本来なら必ず見られるはずのあるものを見かけることがありません。それが信号機です。 ブータンでは自動車も多く走っていますが、信号がないからといって特に混乱している様子もありません。事故もほとんどないようで、信号がないのが当たり前のように見えます。 というのも、ブータンは道が狭くそれほどスピードを出さないため危険性が少ないこと、そしてブータンの人々は譲り合いの精神が強いため、ルールを守って事故にならないように気をつけていることが、事故がほとんど起こらない原因のようです。 では交差点ではどのように車が行き来しているのかというと、ブータンでは円形の交差点、ラウンドアバウトが多く整備されており、これによって信号機がなくともスムーズに進むことができます。 実はかつて、ブータンでは信号機を導入しようという動きがあり、1992年に実際に設置されたことがあります。しかし、国民が慣れていなかったため、かえって混乱し、すぐに撤去されました。 |
恐竜の名前の後ろにつく「ドン」は、「歯」という意味恐竜の名前にはイグアノドンやプテラノドンなどのように、名前の後ろに「ドン」とつくものがあります。この「ドン」は、ギリシャ語で「歯」という意味の単語が由来しています。 イグアノドンとは「イグアナの歯」という意味です。これは、最初に歯の化石が発見されたときに、まるでイグアナの歯のように見えたことから名付けられました。 では、プテラノドンの語源はどのようなものかというと、「歯がない翼」という意味からつけられました。「プテラ」は「翼」、「ノ」は否定形、すなわち「ノドン」は「ドン(歯)」がないという意味になります。口がくちばし状で歯がなく、翼が生えていることからこの名前がつけられました。 では、ティラノサウルスやステゴサウルスの「サウルス」とはどのような意味があるかというと、ラテン語で「トカゲ」です。ティラノサウルスは凶暴そうなイメージから「暴君のトカゲ」、ステゴサウルスは背中にあった骨の板がまるで屋根のようだったため「屋根のトカゲ」という意味で名付けられました。 |
レタスの食物繊維は、実は少ないレタスといえば食物繊維が豊富で、美容や健康に良いイメージが強くあります。実際、スーパーなどの健康食品には「レタスいくつ分の食物繊維配合」などという宣伝文句も見られます。では、実際にレタスにはどれぐらいの食物繊維が入っているのでしょうか。 実は一般的な玉レタスの食物繊維は100グラムでおよそ1.1グラム、1玉が300グラムほどなので、だいたい3.3グラムです。他の野菜はどうかというと、100グラムあたりの換算で、ダイコンがおよそ0.8グラム、ニンジンがおよそ0.6グラムであるため、それほど多く含まれているというわけではありません。これに対し、ゴボウは2.3グラム、切り干し大根にいたっては5.2グラムとなり、こちらのほうが圧倒的に食物繊維が豊富です。 ただ、これは通常の玉レタスの場合であって、リーフレタスは1.9グラム、サニーレタスは2グラムと、玉レタスに比べて多く含まれています。また、リーフレタスにいたっては食物繊維だけでなく、鉄分、ベータカロテン、ビタミンCなどにおいて、その量はすべて玉レタスを上回っています。 ただ、玉レタスの食感やみずみずしさは、他のレタスではあまり感じられません。レタスは種類によってさまざまな魅力があるため、それぞれの特徴を考えて選ぶことが大切です。 |
| 掲載日時 | 2025/11/21 18:00 |
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| タグ | 聞くトリビア 大橋俊夫 |
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