よみもの|聞くトリビア(読む編)

『YouTube公開』
羽毛布団で寝るなら、毛布は○○○○○使うべき!
【朗読】眠気を誘う雑学【聞くトリビア】

『お正月には、掃除をしてはいけない!?』

『AIの大臣が誕生した国がある!?』

 

聞いているうちにしっかり眠りにつける、面白雑学動画!

 

こちらは動画の内容の書き起こし記事です。

音声と一緒にお楽しみください。

かつて日本では母親のことを「パパ」と呼んでいた

英語圏の人が父親、母親を呼ぶとき「パパ」「ママ」と言ったりします。日本人にあっても特に違和感のない呼び方ですが、かつて日本では母親のことを「パパ」と言っていたのではないかという説があります。

というのも、現在でこそ「は行」は「は・ひ・ふ・へ・ほ」と「h」の子音で発音されますが、古代の日本では「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」と「p」の音で発音されていたと報告されています。たとえば「ふかふかのふとん」という言葉を当時の発音で再現すると「ぷかぷかのぷとん」となるというわけです。そのことから、「お母さん」という意味の言葉「母」を当時の発音で言うと「ぱぱ」になります。すなわち、母親のことを「ぱぱ」と呼んでいたのではないかというわけです。

当時はもちろん西洋のことばに触れることはありえず、母親を「ぱぱ」と呼んでもなんら不自然ではありませんが、今の時代その事実を知ると、どこか面白く感じられます。

ストーブの上にやかんを置くのは、実は危険

昭和の時代、ストーブの上にやかんを置いてお湯の蒸気で室内を加湿している風景がよく見られました。今でも同じようにストーブの上に置いている人もいるかもしれませんが、実はこの行為はやってはいけません。

というのも、ストーブの上にやかんを置いてそのまま放置していると、水が蒸発して空焚き状態になります。やかんがホーロー製の場合だと、そのままの状態で加熱し続けるとひび割れが生じる可能性があります。また、万が一お湯がふきこぼれた場合、ストーブにはコンロと違い自動的に火が消える機能はありません。そのため、ストーブが不完全燃焼を起こしてしまい、有毒なガスが発生する恐れがあります。さらに、ストーブややかんが転倒した場合には、やけどやケガの原因になりかねません。

部屋を加湿したいときはやかんを使うのではなく、市販の加湿器を使用するのがもっとも安全で効果的な方法でしょう。

頭が大きすぎて甲羅に入らないカメがいる

中国やベトナムなどの渓流に生息している「オオアタマガメ」。頭が大きいことから名前がつけられたカメなのですが、その大きさを実際に見ると驚くことでしょう。というのも、甲羅に頭をおさめることができないほど大きいからです。

体長はおよそ15cmから20cmほどで、手でつかめるほどの大きさながら、その頭の幅は甲羅の中央部の半分ほどもあります。また、甲羅が薄い上に顔の厚みもあるため、どう見ても頭が甲羅に入ることは不可能です。

そう聞くと、頭を守ることができないのではないかと思うかもしれませんが、頭は硬いうろこで覆われているため、それが外敵から守ってくれるようになっています。また、しっぽが長く、枝に巻き付けて移動することができる特技もあります。

現在はワシントン条約に登録され、国際取引が禁止されたことから、日本で見かける機会はほとんどありません。しかし、かつては日本にも生息していたらしく、大分県でおよそ300万年前の地層からオオアタマガメの化石が発見されたこともあります。もしかしたら、われわれが知らないだけで、日本のどこかでひっそりと生息しているのかもしれません。

消防車の警報音は、出動理由により変わる

消防車のサイレンが聞こえてきたとき、一度じっくりその音を聞いてみてください。サイレンだけが流れる場合と、サイレンとともに「カンカンカン」と鐘の音が流れる場合があります。これは出動の理由によって使い分けられているからです。

鐘の音が鳴っているときは、火事を消す本来の消防車としての出動であり、鐘の音が聞こえないと、火災以外の救助や救急支援などの場合となります。規模の大きい交通事故が起こったりした際は、救急車だけでは足りず、救急隊員が消防車に乗って出動することがありますが、こんな時は鐘を鳴らさずサイレンのみで向かうことになります。

また、サイレンが鳴らず鐘の音だけが聞こえるときがありますが、これは火災で出動した消防車が火を消し終わり戻ってきている状態で、周囲に無事に火を消すことができましたという報告の意味を込めて鳴らしているとのことです。

これらを知っているだけでも、いざというときに冷静に行動できるかもしれません。消防車がサイレンを鳴らして近くに止まっても、鐘が鳴っていなければ火災ではないため、避難する必要はないということになります。

斜めに線が引かれた横断歩道がある

横断歩道といえば、通常は歩道と歩道を最短距離で結ぶ形で引かれていますが、愛知県では少し斜めにつなげた横断歩道があります。

これは「鋭角横断歩道」というもので、2012年から導入されました。なぜ斜めに引かれているかというと、右折するドライバーが横断歩道を確認するときに、斜めのほうが全体を見渡しやすいという研究結果が示されたためです。

実際にこの横断歩道にしたことで、設置前に比べて交通事故が半減したと報告されています。斜めに引いたことで歩行者が歩く距離が少し伸びるため、歩行者にとっては少し面倒に感じる可能性もありますが、ほとんどの人はその差に気づかない程度だそうです。

なお、交通事故が半減した理由には横断歩道の形状だけでなく、信号機や交通標識の改善・補修など他の要因も関係していると考えられているため、鋭角横断歩道を過信するのは危険ですが、今後は他の都道府県にも導入が広がる可能性があります。

ヨーグルトの上澄みの液体は、栄養価が高い

ヨーグルトのふたを開けると上に水のようなものがたまっていることがありますが、これを捨ててしまっている人はいないでしょうか。実はこの水分、非常に栄養価が高い優れもので、そのまま飲んだり、料理に使ったりしたほうが良いのです。

この水分は「乳清、ホエイ」と言い、ヨーグルトの発酵が進むことでヨーグルトの塊が収縮し、中の水分が分離したもので、乳清はヨーグルトだけでなく、牛乳やチーズの製造過程でもできます。

この乳清は、ラクトグログリンやラクトフェリンといったさまざまな種類のタンパク質を主成分としています。これらのタンパク質は通常のものに比べて体に吸収されやすく、即効性があるとされています。タンパク質には骨や血液、筋肉を作り出す効果がありますが、乳清に含まれるタンパク質は、より効果的にこれらに作用するというわけです。

乳清はそのまま飲むだけでなく、カレーに加えたり、サラダのドレッシングに混ぜたりすると美味しく食べられるので、ぜひ捨てずに活用してください。

「ゲリラ豪雨」という言葉は、50年以上前からあった

最近頻繁に発生するようになったゲリラ豪雨。2008年に新語・流行語大賞のトップテンに選ばれたことから、ここ20年ほどで誕生した言葉かと思われるかもしれませんが、最初に使われたのは今から50年以上前の1969年のことでした。

この年の8月上旬、富山県では集中豪雨にみまわれ、特に8月11日に降った雨は強さが増したことで大洪水となり、常願寺川上流では土石流が発生し、称名川などでは堤防が決壊するなどの被害へとつながりました。このニュースは多くの新聞で報道されましたが、その際、突然多くの被害を及ぼしたこの豪雨を戦争のゲリラ活動にたとえて「ゲリラ豪雨」と見出しで伝えたのが、「ゲリラ豪雨」という言葉の始まりとされています。

そして2000年以降に局地的な大雨が見られるようになったことで、この「ゲリラ豪雨」という言葉が再び使われ始め、ニュースでも何度も伝えられた結果、一般的に知られるようになりました。

ちなみにこの「ゲリラ豪雨」という言葉は、気象庁が正式な予報などで使う用語ではありません。雨の状況に応じて「集中豪雨」や「局地的大雨」といった用語に置き換えられています。

学校の上履きは、バレエで履く靴を参考に作られた

小中学校では学校の校舎に入るときなどに上履きに履き替えることになっています。この上履きが誕生したのは戦後頃だそうです。日本古来からの家には靴を脱いであがるという文化が根強かったことから、校舎に入るときも外履きを脱いで上がるという習慣が生まれ、それに伴い上履きが広まったと言われています。そんな上履きですが、モデルとなったのはバレエのトゥシューズだったそうです。

現在、日本で流通している上履きのほとんどは、福岡県のシューズメーカー、ムーンスター社によるものですが、この上履きの原型となったのは1950年代に同社が販売していた「新製品Aシューズ」と「バレエシューズバンド付」という2種類の靴でした。その際、バレエシューズのすべりにくさを参考にしたとされています。

ちなみにこのことからか、和歌山県では上履きのことを「バレーシューズ」と呼んでおり、学校だけでなく扱うお店でも「バレーシューズ」として販売しているところもあるとのことです。

松屋はもともと中華料理店だった

牛めしでおなじみのチェーン店「松屋」。牛めし以外にもさまざまなメニューがあり、最近ではジョージアの郷土料理「シュクメルリ」を期間限定で提供したことでも話題となりました。そんな松屋のルーツとなったのは、創業者が開いた中華料理店でした。

1966年、創業者・瓦葺利夫(かわらぶき・としお)さんが東京都練馬区に中華料理店「松屋」をオープンしました。当初はラーメンや餃子から親子丼やカツ丼まで幅広いメニューを提供していました。そんな中、瓦葺さんは当時話題となっていた吉野家で初めて牛丼を食べ、その味に衝撃を受けたことから、自分の店でも同じようなメニューは出せないかと研究を始めます。そして2年後の1968年、中華料理店の「松屋」は、「牛めし・焼肉定食店 松屋」と名前を改めて新規開業しました。名物メニューの牛めしがヒットしたことにより松屋はその名前が知られることになり、現在では全国に1000店舗以上を広げる一大チェーン店になったのです。

ちなみに、1968年に開業した松屋の1号店は、現在も「松屋 江古田店」として営業しています。

選挙カーの声のボリュームは、どれだけ大きくても制限はない

選挙の時期になると、候補者などが選挙カーに乗って朝から夜まで大音量で名前などを連呼する選挙運動が見られますが、あの声がうるさいと思った人も結構多いのではないでしょうか。しかし、公職選挙法では、この音量について明確な規則は定められていません。

公職選挙法によると、立候補の届出が受理されてから投票日の前日までの期間であれば、選挙カーに乗っての選挙運動や街頭演説が認められていますが、そこに音量についての記載はなく、また名前を大音量で連呼することも法律上は禁止されていません。ただし、このような選挙活動ができる時間帯は午前8時から午後8時までと定められているため、夜寝る時間帯に聞こえてくることは法律上ありえません。

また、あくまでこのように騒がしいのは選挙活動期間中だけで、街宣車や広告宣伝車に関しては、各自治体で騒音を規制する条例が定められていることがほとんどであるため、基本的にこのような車が大音量を流すことは禁止されています。

ニュージーランドには、多くのブラジャーが吊り下げられたスポットがある

ニュージーランドの南島にある小さな田舎町、カードローナ。ここの道を車で走っていると、不思議な風景を見ることができます。なんと、かなりの数のブラジャーがぶら下がったフェンスがあるのです。

このブラジャーのフェンスはそのまま「ブラ・フェンス」と呼ばれています。始まりは1998年頃、近くのバーで飲んでいた女性たちが面白半分でフェンスにブラジャーを掛けたことをきっかけに、多くの女性が面白がってこの地に訪れ、ブラジャーを吊り下げ続けた結果、現在ではなんと数千枚ものブラジャーが並ぶようになりました。

一時は「景観を損ねる」「脇見運転の原因となって危険」といった意見もあり、また地主によって撤去されることもありましたが、それでも完全に無くなることはなく、現在では観光スポットになりました。

また、乳がん撲滅のシンボルとして、多くの女性がこの地に祈願のために訪れるようになりました。単なる面白さではなく、社会的意義を持つ場所として人気を博しているというわけです。

お正月に掃除をしてはいけない

大晦日に大掃除が間に合わず、正月も片付けに追われる人がいるかもしれませんが、それは避けたほうが良いとされています。なぜなら、お正月に掃除をするのは縁起が悪いからです。

お正月には歳神様という神様が福を持って訪ねてきてくれるといわれています。もしそんなタイミングで掃除をしてしまうと、歳神様を追い払ってしまうことにつながりかねません。さらに、キッチンやお風呂などの水回りの掃除をすると、やってきた神様を水で洗い流してしまうとされています。そのため、掃除は避けたほうが良いというわけです。

また、お正月には料理をするために刃物を使ったり、火を使って料理をしてはいけないということです。包丁を使うとその年の縁を切ることにつながってしまう、火を使って料理をすると、家の火の神様を正月に働かせてしまう、といった理由が挙げられています。

お正月は、なるべく家事をせず、家でゆっくり過ごすのが一番だということかもしれません。

大量の小麦粉は、一度に捨ててはいけない

特にひとり暮らしの場合、小麦粉を買ったはいいけど、量が多すぎて使い切れず、結果として賞味期限が切れて捨てることになりがちです。では、この小麦粉はどのように捨てれば良いのでしょうか。少量であれば何か袋に入れてそのままゴミに出しても大丈夫ですが、大量に余った場合、そのまま捨てると危険です。

というのも、大量の小麦粉をそのまま捨てると粉塵爆発が起きる危険があるからです。粉塵爆発とは、小麦粉などよく燃える粉末が空気中に舞い上がり、そこに火が付くことで爆発が起こる現象です。この場合の爆発はライターなどの直接的な火だけではなく、摩擦熱や静電気でも起こる可能性があります。小麦粉が少量であればそれほど問題はありませんが、空中に大量に浮遊している状態で火が近づくと大爆発を起こすことがあります。実際、アメリカの製粉所では小麦粉の粉塵に引火し、死者を出す大規模な爆発事故が起きた例もあります。

小麦粉の場合、1㎥中30~50gの濃度があり、他の条件が揃えば爆発する可能性があるそうです。小麦粉を捨てるときは、何度も小分けにして捨てる、または水などと混ぜて粉が飛び散らないようにしてから処分するなど、安全に配慮した捨て方を心がけましょう。心配な場合は、地元のごみ収集所に問い合わせて、適切な処分方法を相談すると良いかもしれません。

イギリスには、家の屋根につっこんだサメの像がある

世界には変わったオブジェが多く存在します。イギリスのオックスフォードの集合住宅にも、そのひとつがあります。どのようなものかというと、住宅の屋根に巨大なサメが突っ込んでいるという、誰もが目を奪われてしまうとんでもないものです。

このサメはジョン・バックリーという彫刻家によるガラスを使ったアート作品で、長さ7.6mほどのサメが屋根に頭を突っ込む形で設置されています。1986年に起きたアメリカのリビア侵攻に抗議する目的で制作を思い立ったということです。また、広島や長崎への原爆投下を非難する意味も込めており、単なる奇抜さではなく、戦争に対する怒りが表れたオブジェとなっているのです。

このサメは地元の観光スポットとして人気を博し、2018年にはオックスフォードの地域文化財にも認定されました。まさにひとつの芸術作品として扱われているというわけです。

初夢で自分のお葬式を見ると、その年は縁起が良い

初夢には「一富士、二鷹、三茄子」を見ると縁起が良いと言われています。そんな初夢で誰かのお葬式をしている様子を見てしまうと、その年は縁起が悪いのではないかと思うかもしれません。ところがそれは違います。お葬式の夢を見ることは、逆に良いことが起こる前触れとされています。

実は「一富士、二鷹、三茄子」には続きがあります。よく聞くのが「四扇、五煙草、六座頭」です。扇の夢、煙草の夢、座頭、すなわち剃髪した盲目の琵琶法師の夢を見れば良いとされていますが、別の説では「四葬礼(そうろう)、五雪隠(せっちん)」とも言われています。この「葬礼」とはお葬式、「雪隠」はトイレのことです。日本では、夢と正反対の出来事が起こる「逆夢」という考えがあります。そのことから、お葬式の夢を見ると逆に良いことが起こるきざしとされ、良い夢ともされているのです。また、トイレの夢は、水で悩みや問題を洗い流す象徴とされ、物事が解決することを意味するというむきもあります。

お葬式の夢を見ると目覚めたときには気分が悪いかもしれませんが、これが良い夢であると知れば、少しは気が楽になるでしょう。

宮沢賢治の大好物は、サイダー

『銀河鉄道の夜』などの作品で知られる作家・宮沢賢治。彼がサイダー好きという珍しい一面を持っていたというのは、あまり知られていないかもしれません。

賢治は教師をしていた頃、給料日になると必ず行きつけの蕎麦屋に行き、天ぷらそばとサイダーを注文していたそうです。当時のサイダーの価格は結構高く、天ぷらそばが15銭のところ、サイダーは23銭とそれより高価でした。現在のお金に換算すると、天ぷらそばが1000円ほどで、サイダーが1500円相当になります。当時、サイダーはそれだけ珍しく貴重な飲み物でした。

そんな賢治ですが、サイダーを教え子たちにもおごってあげたこともあったそうです。普通に生活していたらなかなか口にできなかったサイダーを味わうことができ、彼らにとって忘れられない味になったことでしょう。

ハワイの女性は、ハイビスカスの髪飾りをつけている位置で結婚しているかわかる

ハワイの民族舞踊、フラダンスで踊っている女性は頭にハイビスカスの花飾りをつけていますが、そのつける位置によって、その人が結婚しているかどうかがわかります。

左耳付近に花飾りをつけている人は結婚している人、右耳付近につけている人は独身の人を意味しています。さらに、頭のてっぺんにつけている人がいた場合は、その人が恋人募集中であることを示しています。

ハワイにおけるフラダンスは、神々に捧げるために踊る非常に神聖なものと考えられています。ハイビスカスの飾りをつけるのも、ハワイの女神が身につけていたことに由来し、神への敬意を込めているからです。

女性の方がハワイに行った際には、フラダンサーを真似て花飾りをつけてみるのも良いかもしれません。ただし注意しなければいけないのが、後頭部につけてしまうと娼婦であるということを意味してしまうようです。つける位置には十分に気をつけてください。

「ペヤング」を発売しているまるか食品は、「ペヨング」という焼きそばも販売している

「ペヤングソース焼きそば」を販売しているまるか食品は、2016年に「ペヨングソース焼きそば」という商品を販売しました。何も知らない人だと「ペヤング」と間違えて買っていきそうなややこしい名前ですが、これはまるか食品があえてペヤングの“偽物風”の商品として開発したものだそうです。

この「ペヨングソース焼きそば」は、小売店側から寄せられた「低価格のソース焼きそばを販売してほしい」という要望に応える形で開発されたもので、ディスカウントストアやドラッグストアなどを対象に発売されました。価格が安くなった分、麺の量やかやくの種類が減っており、またソースの風味も変わっているため、ペヤングとは異なる味わいを楽しむことができます。

しかし、だからといって美味しくなくなったというわけではありません。ペヤングは濃いめ、ペヨングは優しい味わいとなっており、それぞれに違ったおいしさを感じることができます。その日の気分に合わせて食べ分けるというのも良いかもしれません。

普通のソース焼きそばは味が濃くてあまり好きではないという人は、この「ペヨングソース焼きそば」を探してみてはいかがでしょうか。

オリンピックの競泳で、3人の選手が銀メダルだったことがあった

2016年のリオデジャネイロオリンピック、男子100mバタフライで珍事が起きました。シンガポールのジョセフ・スクーリングが1位でゴールした後、アメリカのマイケル・フェルプス、南アフリカのチャド・レクロー、ハンガリーのラースロ・チェーの3人が同時にゴールし、結果として3人とも銀メダルを授与されることになったのです。

最近は計測機器も非常に精密にできているため、わずかな差でも判別できるはずです。しかし、競泳では100分の1秒まで並べば同着とするというルールが定められています。これは昔、現在ほどプールの設備が整っておらず、開催地によってコースごとに長さに差があった時代に「1000分の1秒まで争うことに意味があるのか」という議論が起こったことによります。その結果、1973年に国際水泳連盟が「100分の1秒まで同タイムだった場合は同着」というルールを決めたことにより、今回のような珍事が起こったのです。

ただ最近、このような同着が増えており、世界選手権でも3人が銀メダルという事態も起きています。もしかすると、今後ルール改正がなされ、このようなケースは将来的に見られなくなるかもしれません。

イタリアでは香水を上に向かってふきかける

一般的に香水といえば手首や首筋など体温の高いところにつけます。体温で香水が温まり、香りが広がるからです。しかし、イタリアの男性はまた違った、非常に大胆な付け方をします。

その方法とは、天井に向けてたっぷりの香水をスプレーし、上から降り注ぐ香りの中をくぐって全身にまとわせるというものです。こうすることで、身体全体に淡くまんべんなく香水をまとうことができます。

イタリア人いわく、手首や首筋につける方法では香水本来の香りが変わってしまい、もったいない。その分、上からまとう方法だと香水そのままの香りを楽しめるため、この方法をおすすめしているとのことです。

もし、今までとは違った気分で香水を体感したい場合は、この方法を一度試してみてはいかがでしょうか。ただし注意しなければならないのが、香水が目に入ってしまう危険性があることです。万が一目に入った場合は、すぐに水で洗い流してください。

渋谷・道玄坂の道玄は、盗賊の名前

渋谷を代表するメインストリートのひとつ「道玄坂」。この名前の由来となったのは「道玄」という人物でした。

この道玄、正しくは「大和田太郎道玄」という名前で、鎌倉幕府で活躍した和田義盛の系譜を継ぐ人物だったそうですが、没落してこの地でひっそりと生き延びていたと言われています。

16世紀頃、現在の渋谷のあたりは、渋谷の名前の由来となった渋谷氏という氏族が支配していましたが、北条氏による関東統一により滅亡し、周辺は混乱していた状態でした。そんな中、道玄はこの坂のあたりにたびたび現れ、盗賊として人々を襲っていたそうです。そのことから、このあたりは「道玄がいるから注意しろ」と噂されるようになり、次第に坂に「道玄」の名が冠せられるようになり、現在の道玄坂につながったというわけです。

この道玄坂には、名前の由来を示す石碑が建てられており、そこには道玄が「道玄庵」と呼ばれる住居を構えて暮らしていたと記されています。

ウズベキスタンには、11隻の錆びた船が取り残された砂漠がある

中央アジアの国、ウズベキスタン北西部にあるムイナクという村には、砂漠の上に11隻もの船が置かれている不思議な光景を見ることができます。船はサビに覆われているのもあり、長い期間放置されているように見えます。ウズベキスタンは内陸国であるため、船を浮かべる海もありません。では、なぜこんな砂漠に船が放置されているのでしょうか?

かつてウズベキスタンとカザフスタンの国境付近にはアラル海という、かつて世界第4位の面積を誇る湖がありました。しかし、灌漑用水として多くの水が利用されたことや、乾燥地にあるなどの理由から湖はどんどん干上がっていき、現在では面積が10分の1ほどにまで縮小しました。そして干上がった部分は砂漠となっていきました。この放置された船は、かつてアラル海に浮かべられていたもので、干上がったため動かせず、現在もそのまま残されているというわけです。

これらの船は地元の子どもたちの遊び場になっており。落書きも多く見られます。観光スポットとしての人気も出そうですが、交通が不便な場所にあるため、観光客はあまり訪れないようです。

合唱曲『旅立ちの日に』は、先生が生徒にプレゼントする目的で作られた

現在、小中学校の卒業式ソングの定番となっている『旅立ちの日に』。この歌はもともと、学校の先生が生徒たちのことを思って作った曲でした。

埼玉県秩父市にある影森中学校。『旅立ちの日に』はこの学校で生まれました。1988年にこの学校に校長として赴任してきた小嶋登さんは、始業式で生徒たちが校歌を歌う姿を初めて見たとき、元気がないように感じられたことから、「歌声の響く学校」を目指し、音楽を通した教育活動を繰り広げました。

そして、1991年に3年間頑張ってきた生徒たちに何かプレゼントができないかと思った音楽教師の高橋浩美さんが校長先生に歌詞の作成を依頼し、それに高橋さんが曲をつける形で誕生したのが『旅立ちの日に』でした。3年生を送る会で先生たちが歌うサプライズとして初めて披露されたこの曲、生徒たちは最初はぽかんとしていたそうですが、次第に熱心に聴いてくれたと言います。

そして、30年以上が経ち、この曲は全国の小中学校に広まり、今では多くの人によって歌い継がれています。当時の先生たちは、まさかこの歌がここまで広く親しまれるとは思っていなかったことでしょう。

「むかつく」という名前の半島がある

日本には変わった地名が多く存在します。山口県長門市の東後畑(ひがしうしろばた)にある半島もそのひとつで、その名も「向津具(むかつく)半島」。何にそんなにむかついてこんな名前がつけられたのか、不思議に思ってしまう半島です。

とはいえ、その由来は本当に何かにむかついたというわけではありません。一説によると、かつてこの半島から海を隔てた先にある中国を「向こうの国」と呼んでいたことから、「向こうの国」を意味する「向国(むかつくに)」が転じて「むかつく半島」と名付けられたと言われています。

ただ、由来は異なるものの、地元の人たちは「むかつく」という名前にちなんでここの存在を積極的にアピールしており、「むかつくことをお叫び台」や「むかつく顔で撮影する顔抜きパネル」などを設置して訪れた人を楽しませています。そのおかげで現在、SNSを中心に話題を呼び、観光客が訪れるようになっています。さらに、地元の特産品を使った「むかつくジェラート」も販売されており、好評を博しています。

もし何か胸にたまった「むかつくこと」がある人は、ここで叫んで発散してみてはいかがでしょうか。

日本人は他の国の人に比べて、お酒が弱い

体質的に日本人の半数近くはお酒に弱いことがさまざまなデータで紹介されています。一方、外国人はどうかというと、欧米人にいたってはなんとお酒に弱い体質の人はいないそうです。

お酒に含まれるアルコールは肝臓で分解され、アセトアルデヒドになります。これが気持ち悪くなったり、二日酔いになる原因です。さらに、このアセトアルデヒドは肝臓でアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)によって無害な酢酸に変えられ、最終的には二酸化炭素と水に分解されます。このALDH2は、働きが活発であるタイプ、あまり活発でないタイプ、そしてほとんど機能しないタイプがあり、これによってお酒の強さが決まります。日本人はこのうちの「活発でないタイプ」と「ほとんど機能しないタイプ」に分類される人が半数近くを占めています。すなわち、日本人の半数がお酒が弱いということになります。

しかし、欧米人はほぼ100パーセントがALDH2が活発なタイプに分類され、欧米人のほとんどはお酒が強いといえそうです。これは、日本人をはじめとする黄色人種はALDH2の活性が低いタイプが多く、白人や黒人は活発なタイプが多いという傾向があるからと考えられています。

ホームに観音様の像が建てられた駅がある

長野県東筑摩郡麻績村(おみむら)にあるJR篠ノ井線の聖高原駅。ここのホームには、他の駅では見られない珍しいものがあります。

それは「聖観世音菩薩像」という観音様の像です。ホームに小さく頑丈なお堂が建てられており、その中にこの像が安置されています。これは1987年に、当時の国鉄・長野鉄道管理局が展開した「一駅一名物」という運動の一環で建立されたもので、長野県の「信濃三十三番観音札所」の第一番札所・法善寺と第二番札所・宗善寺が麻績村にある縁から、村を盛り上げる願いを込めて、村民の寄付により完成しました。

この観音像は単なる話題作りではなく、しっかりお参りすれば厄除けなどのご利益があるとされています。旅の途中にこの路線を利用する機会があれば、途中下車してお参りすると、より良い旅になるかもしれません。

日本生まれの単位が世界共通で使われている

メートルやグラム、インチなど単位にはさまざまなものがありますが、世界共通の単位はほとんど外国語由来のものです。しかし、日本生まれの単位でありながら、世界のスタンダードとして使われているものもあります。

それが「もんめ」という単位です。これは3.75gを1とする重さの単位で、真珠の質量を測るときに使われます。海外ではアルファベットで「momme」または「mom」と表記して用いられます。

なぜ、この「もんめ」が世界共通の単位になったかというと、明治時代から昭和にかけて日本の真珠産出量が世界トップクラスだったためです。明治時代中期、日本人の御木本幸吉が真珠の養殖に成功し、それを世界に流通させました。その後、日本から真珠を海外へ輸出するときに「もんめ」を使って質量を計算していたことから、「もんめ」が世界的に使われるようになったのです。

桜の花を直接嗅いでも、桜餅の匂いはしない

春先になると和菓子屋などでよく見かける桜餅。和菓子屋以外でもスイーツの店などで桜フレーバーのメニューが展開されています。これらのメニューは桜の良い香りがして春の雰囲気を盛り上げてくれますが、実際、桜の花や葉っぱの匂いを嗅いでみても、あのような香りは一切しません。

ではなぜ、あれが桜の香りに思えるのかというと、あの香りの由来は、桜の葉に含まれている「クマリン」という物質からきているものです。クマリンは桜の葉自体には含まれていますが、生の状態で嗅いでもほとんど香りは感じられません。しかし、塩漬けや加工することでようやくあの香りが出てくるのです。桜の花にもクマリンは含まれていますが、葉っぱに比べるとごくわずかしかないため、まったく匂いがしないというわけです。

ちなみに、このクマリンは、パセリやアシタバ、柑橘類など、セリ科やミカン科などの植物にも多く含まれています。もしかすると、これらの植物からも桜に似た香りを感じられるかもしれません。

アルバニアで、AIの大臣が誕生した

2025年9月、東欧の国アルバニアで非常に興味深いニュースが報道され、話題となりました。それが世界初のAI大臣が誕生したというものです。

その名も「ディエラ」。アルバニア語で「太陽」という意味があります。このディエラの任務は公共調達における入札管理や発注業務です。なぜこのようなAI大臣が導入されたかというと、アルバニアでは長年、汚職問題に悩まされてきたためです。特に公共調達に関する業務は、警察などの手では解決困難なレベルに達していました。そのため、客観的で公平性の高いAIに業務を任せるのが適切ではないかということで任されたというわけです。AIであれば、賄賂や脅迫などに屈せず、透明度の高い職務を遂行できます。

ただ、もしAIが不適切な業務を行った場合の責任はどうなるのか、そしてAIがどこまで権限を持つべきか、課題は山積であり、AIが導入されてすべて安心であるというわけではなさそうです。とはいえ、ディエラがアルバニアの政治をどこまで変えるのか、多くの人が注目しており、今後の展開が見ものです。

1950年代、白い車、赤い車を販売することは、法律で禁止されていた

自動車を購入するときに、その車体の色を意識して選ぶ人も多いでしょう。実際、街中ではさまざまな色の自動車が走っています。しかし、1950年代には赤や白といった色の一般自動車は街中を走っていませんでした。

というのも、パトカーや消防車、救急車が車体に赤と白を使っているため、これらの車と混同するのではないかということで、法律で赤や白の自家用車の販売が禁止されていたからです。

しかし、本田宗一郎率いるホンダがそれに対して異議を申し立てることに。ホンダはスポーツカーを生産するにあたり、赤のカラーリングを車体に施したいと考えていたからです。しかし、それを法律が阻んでいたため、ホンダは開発担当者が何度も当時の運輸省、現在の国土交通省に足を運んで交渉を重ねました。最初こそは相手にされませんでしたが、何度も交渉を続けた結果、最終的には認可され、赤いスポーツカー「SPORTS 360」を開発。こちらは販売に至りませんでしたが、後にスケールアップ版の「S500」を販売、赤い一般自動車が世に出回るようになりました。その後、白の車も認可されるようになり、1960年代には自動車のカラーリング規制は撤廃されました。

ホンダの尽力がなければ、現在も赤と白の自家用車は存在していなかったかもしれません。

テストなどの前に掃除がしたくなる現象には、名前がある

学生の頃などにテスト勉強していると、途中で嫌になって急に部屋を掃除してしまい、結果としてあまり勉強ができずに後悔した、そんな経験はありませんか。このような行動には、実はちゃんとした名前がつけられています。

その名も「セルフハンディキャッピング」です。勉強中に自分で掃除をしたりしてハンディキャップをつけることで、結果が悪かったときの言い訳を先に作ってしまっているわけです。この「セルフハンディキャッピング」には、「昨日勉強していないから」などと結果が悪くても仕方ないと先に伝える「主張的セルフハンディキャッピング」と、やるべきことがあるときに別の作業をあえて行う「獲得的セルフハンディキャッピング」があります。テスト勉強の前の部屋の掃除は、この「獲得的セルフハンディキャッピング」にあたります。

そんな状況を打破するためにはどうしたら良いか、まずは、自分が今「獲得的セルフハンディキャッピング」に陥っていることを理解し、何を改善すべきかを考えることが大切です。そして一度これを克服して成功体験を得ると、その経験が自信となり、掃除に逃げたくなるようなことはなくなるそうです。

エースコックは、麺を抜いた「わかめラーメン」を発売したことがある

1983年の発売以降、エースコックの看板商品のひとつとして人気の「わかめラーメン」。麺と一緒にわかめが食べられるということで、そのヘルシーさから人気となっていますが、そんな「わかめラーメン」は、かつて麺が入っていない、わかめだけのものが発売されたことがあります。

わかめラーメンを買う人の多くがわかめが好きで買っているという声が多かったため、そうした人たちにアピールできる商品を作ろうということで、まず2018年に発売されたのが、わかめの量が3.5倍のわかめラーメンでした。この商品は売上も好評で、SNSを中心に話題にもなりました。

この結果を受け、エースコック側は、だったら麺を抜いてわかめだけのものを作ってみてはどうかということで開発を進め、2020年に「わかめラー まさかの麺なし」を発売しました。「ラーメン」の麺がないため、商品名の「ラーメン」の「メン」の字が消されています。わかめの量は通常の4.5倍とかなりのボリュームです。発売してみたところ、こちらも好評だったようで、期間限定商品でしたが、再発売を望む声も多かったため、2023年にはレギュラー商品として発売されたことがありました。しかし残念ながら、現在は販売終了しています。

吉野家の皿には、卵の殻が使われているものがある

吉野家で牛皿や定食のおかずが提供される際に使われる黒くて長いお皿。このお皿は吉野家がエコの観点から導入した特別なものでした。

吉野家ではさまざまなメニューでニワトリの卵を利用しますが、その際、どうしても多くの卵の殻が発生してしまいます。この卵の殻をうまく有効活用できないかということで注目したのがバイオマス食器でした。卵の殻を食器として再利用することで、卵の殻を焼却するときのCO2削減が期待できると、食器メーカーに開発を依頼し、あの黒い皿が誕生しました。この皿の原料のおよそ55%は卵の殻、パルプが7%と、半分以上が卵の殻からできています。

吉野家は他にも、東京工場の屋上に太陽光発電設備を設置し、工場稼働に役立てたり、原料を入れるビニール袋を物流で使用するパレットへと再生するなど、さまざまなエコに関する活動に取り組んでいます。この黒いお皿も、そんな地球に対する優しさの一環で生まれたものというわけです。

ゴルフのマスターズの優勝賞金は、直前に発表される

ゴルフの四大大会のひとつ、マスターズ・トーナメント。毎年開催されるたびにその優勝の行方がゴルフファンだけでなく、多くの人に注目されます。そんな大会だけあって、優勝者には相当な賞金が贈られますが、その賞金額は大会が開催される4日間のうちの3日目にしてようやく発表されます。

なぜこのような形で発表されるのかは、マスターズの運営側が秘密主義であるため、正確な理由はわかっていませんが、一説によると、大会で運営側に入ってくるスポンサー収入やチケット代、テレビ放映権、グッズの販売額などがこの賞金に反映されるためではないかと考えられています。

そのため、優勝した年によって賞金が変わってきます。1934年の第1回の優勝賞金は1500ドルでしたが、徐々に上昇していき、2001年にタイガー・ウッズが優勝したときに初めて100万ドルを突破、2021年に松山英樹が優勝したときは207万ドル、2025年は420万ドルと、ここ数年で急激に増加しています。ちなみに420万ドルは日本円でおよそ6億5千万円です。

PGAツアーのプレーヤーズ選手権の優勝賞金は500万ドルのため、より高額な大会も存在しますが、マスターズがこれを超える可能性もあります。

羽毛布団を使っていたら、毛布は敷いて使うほうが温かい

羽毛布団の掛け布団を持っている人は、どのように使っているでしょうか。多くの人は体の上に毛布をかけて、その上に布団をかける形で寝ているのではないでしょうか。実はこの方法だと損していて、もっと暖かく眠ることができる方法があるのです。

その方法とは、毛布を体の下に敷くことです。羽毛布団は毛布よりも保温性が高く、羽毛布団だけで暖かくなるため、羽毛布団と体の間に毛布を挟んでいてもあまり意味がないのです。

寝るときに気をつけなければいけないのは、床からくる冷気です。特に薄いマットレスや床の上に敷布団を敷いただけの場合だと底冷えで体が冷えてしまいがちです。そのため、下に毛布を敷いたほうがこの底冷えなどを防ぐことができ、より暖かく眠ることができるというわけです。

人間の体温は眠るにつれて、最大1.5℃も下るそうです。これを防ぐためにもこのような工夫を取り入れて暖かくして寝るようにしましょう。

大福は、もともと漢字で「大腹」と書いていた

和菓子の「大福」。江戸時代の文献などを見ていると、この大福は「大腹」と書かれています。

というのも、当時の“大腹”は今よりもサイズが大きく、ひとつ食べるだけでお腹いっぱいになりました。そのことから「大きな腹」と書くようになりました。しかし、そのサイズはだんだん小さくなっていったため、ひとつではお腹いっぱいにならなくなったため、「腹」の代わりに縁起の良い「福」をあてた「大福」と書くようになったというわけです。ちなみに、当初大福は塩味だったそうで、これもサイズが小さくなると同時に、味付けに砂糖を使うようになって甘い味に変わっていきました。

他にも、同じ和菓子の「金つば」はかつて「銀つば」と呼ばれていましたが、銀より金のほうが縁起が良いということで、いつしか「金つば」と呼ばれるようになりました。このように縁起を考えて名前を変えたお菓子は他にも色々とあるようです。

寿司屋のシャリは、古米を使っている

一般的にお米は古米より新米のほうが水分が多く、ふっくらと炊きあがるため美味しいと思われています。しかし、寿司屋で使うシャリには新米ではなく古米をあえて使うところが多いようです。というのも、古米のほうがシャリに適しているからです。

新米は確かに水分が多くて美味しいのですが、この水分が寿司にとっては邪魔になってしまっていました。新米でシャリを握ると食感がベチャベチャになっしまうのです。また、古米は水分が少ないことでお酢の吸収が良くなるという利点もあります。そのため、シャリに古米を使っているわけです。

ただ、品質の良い古米を常に調達するのは難しい場合もあります。そのため、店によっては新米に古米を混ぜて使ったり、あえて新米を使って炊き方や酢の混ぜ方に工夫を加えることで寿司に合わせているところもあるようです。

繊細なネタの味を引き出すためには、シャリの出来不出来が大きく関わっています。そのため、寿司屋はネタにはもちろん、お米についても相当なこだわりをもって向き合っているのです。

かつて風呂に入ることは悪いことだと考えられていた

「風呂キャンセル界隈」という言葉がよく聞かれます。この界隈では、単に面倒くさいという理由から風呂に入らないという人が多いと思われます。なんと、中世ヨーロッパには、同じような「風呂キャンセル界隈」の人がいたそうです。ただし、入らなかったのは面倒くさいからという理由ではありません。

当時、キリスト教では裸になることやお湯に浸かることは不健全である、そして体が不潔であればあるほど魂は清らかになると考えられていたため、ヨーロッパの人たちはそれに習い、風呂に一切入らない生活をしていました。また、同時にそれまで存在していた公衆浴場は不道徳な施設として排斥されていきました。

しかし、当然人々の体は不潔になってしまい、街には悪臭が漂い、伝染病が流行するといったことも起こりました。こんな状況がなんと19世紀まで続きました。しかし、時代が進むにつれて科学が発達し、医者が入浴を推奨したことにより、だんだんと風呂に入る人が増えていき、ようやく清潔な街を取り戻したようです。

甲子園球場のツタが、高速道路に使われている

高速道路を走っていると、壁一面がツタに覆われている個所があります。これは、ツタでコンクリートや金属の壁を覆うことで、壁の温度を下げる効果があるためです。そんなツタですが、当初はツタの種はあまり販売されておらず、集めるのが非常に大変だったようです。そこで、ある場所にあるツタから種を分けてもらうことで、この問題を解決しました。

その場所とは、高校野球の聖地である甲子園球場です。甲子園球場といえば、外壁をツタが覆っていることで有名です。関係者はそのツタに着目し、なんとか種をもらえないか相談したところ、快く応じてもらい、入手することができました。

もらった種は滋賀県の施設で1年ほどかけて育てられ、全国の高速道路に出荷され、壁に植え付けられました。その本数は40万本以上にもなるそうです。

現在はツタの種が簡単に調達できるようになったため、甲子園とは無縁のツタが増えてきてはいますが、多くの高速道路の壁には、甲子園球場のツタの子孫にあたるツタが今もなお覆っているのです。

フランスでは、空気を吸うことに税金がかけられそうになったことがある

ルイ15世が治めていた18世紀頃のフランスで、非常にとんでもない税金が導入されようとしました。それが空気税です。なんと空気を吸うだけで税金を課すというものです。

これは、ルイ15世のもとで財務大臣を務めていたエティエンヌ・ド・シルエットが提案したもので、当時、フランスは戦争に何度も負けていたために財政的に苦しい状況でした。そこでなんとしてでもお金を集められないかというのが根底にあったのですが、さすがにこれは、ただ単に国民全体からお金を搾り取ろうとしただけとしか思えなかったため、当然猛反対が起こり、結局は廃案となりました。

このシルエットという財務大臣は、あまりの倹約ぶりで批判を受けていた人物で、輪郭だけで中を黒で塗りつぶした絵を「シルエット」と呼ぶのは、彼が肖像画に絵の具を使うのを惜しんで、簡単な描き方を提案したことから、彼の名前に由来するというエピソードがあるぐらいです。

18世紀末頃、国民の不満が爆発してフランス革命が起こります。その背景には、この空気税のように無茶な法案を出してきた政府への不信があったからなのかもしれません。

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