よみもの|聞くトリビア(読む編)

47都道府県で唯一、徳島県だけに「ない」ものって何?
【朗読】いつもより眠くなる雑学【聞くトリビア】

フリーアナウンサー大橋俊夫氏の朗読とともに、誰かに話したくなる雑学の数々をお楽しみください。


こちらは動画の内容の書き起こし記事です。

音声と一緒にお楽しみください。

静岡県には、「助兵衛」とつけられた地名があった

静岡県沼津市の桃里(ももざと)。国道1号線を挟んで南北に広がる地域ですが、この桃里という名前がつけられたのは明治時代のことで、それまでは別の名前で呼ばれていました。その名はなんと「助兵衛新田(すけべえしんでん)」。口にするのがはばかられそうな名前です。

なぜ、このような名前がつけられていたのかというと、この地を開拓した人物が鈴木助兵衛という人物だったからで、彼が開発した新しい田んぼということで「助兵衛新田」という名前になりました。

しかし、1908年、明治41年にこの助兵衛という地名は風紀上好ましくないと指摘を受けたために変えざるを得なくなり、この辺りが桃の産地としても有名であったことから「桃里」という名前になったそうです。

ただ、助兵衛という響きは悪いものの、地元の人にとっては助兵衛さんはこの地の開拓者で尊敬に値する人物ということで、町内の神社に彼の功績を称える石碑が建てられています。

『大きな古時計』の歌には、悲しすぎる続編がある

2003年に平井堅がカバーしたことでも有名な曲『大きな古時計』。小学校などの合唱で歌った人も多いのではないでしょうか。この曲は1876年、アメリカの作曲家、ヘンリー・クレイ・ワークにより発表されたものですが、その2年後に彼が続編にあたる曲を発表しています。しかしこの曲、あまりにも悲しい内容であるため、聞いた人に衝撃を与えかねないほどのものでした。

その内容というのは、前作で動かなくなったおじいさんが大事にしていた時計が、ガラクタとしてバラバラに解体され、業者に売り払われていくというもので、解体されていく様子、業者の無神経な発言などが詳細に歌詞に描かれています。また古時計の代わりに新しく家に届いた小型の掛け時計に対する孫の憎しみ、それと同時に、時の流れに逆らえないと感じた孫の絶望感も綴られていて、聞けば聞くほど陰々滅々とした気分になってしまいます。

前作の世界観が好きで、これ以上悲しい曲は聞きたくないと思っている人にとっては、この曲は聞かないほうが良いでしょう。

「ガチンコ」という言葉の由来は、相撲の用語

真剣勝負のことを「ガチンコ」と言います。これはもともと相撲から生まれた用語というのはご存知でしょうか?

これはもともと相撲の対戦で、力士同士がぶつかり合うときに「ガチッ」という衝撃音が出るということで生まれた言葉だそうです。それほど真剣にぶつかって戦うというところから、正面を切って本気で対決すること、真剣勝負のことを指すようになりました。

ちなみにこれらの相撲から誕生した言葉はプロレスの業界でよく使われてもいます。これは「プロレスの父」と呼ばれる力道山がもともと大相撲出身であり、彼が相撲業界でのしきたりの多くをプロレスに持ち込んだからです。

プロレスの神の影響力は亡くなって60年以上経った現在でも強いようです。

日本の夏の天気図と冬の天気図は、少し違う

天気予報で見られる天気図、夏に出されるものと冬に出されるものをじっくり見比べたことがあるでしょうか?実は、それぞれの天気図にはある大きな違いがあります。夏用の天気図は太平洋側を広くとっているのに対し、冬用の天気図は北側を広くとっているというものです。

なぜ違いがあるかというと、夏用のものは南から発生する太平洋の高気圧や台風を出来るだけ掲載し、一方冬用のものは中国やシベリア大陸から張り出す高気圧の影響が強いため、それをわかりやすく掲載するためです。

また、冬用天気図の天気記号の凡例では雪のマークの紹介がありますが、夏用天気図では雪のマークがなくなり、代わりに雷のマークが紹介されています。

これらの天気図、5月1日に冬用から夏用、11月1日に夏用から冬用へと代わります。その日あたりの新聞をしっかり見ていると違いに気づくと思うので、機会があればチェックしてみてください。

タイのお坊さんは、飛行機に優先的に乗せてもらえる

東南アジアの仏教国タイ。国民の9割以上が仏教徒であるため、お坊さんは特に尊敬されています。タイのある航空会社ではそんなお坊さんに対して特別なサービスを行っています。それはお坊さんが飛行機に乗るときに座席を優先的に取ることができるというものです。タイのお坊さんは女性に触れてはいけないという戒律があり、女性の隣の席に座ることも禁じられています。そのため、優先で席が決まるようになっています。

また、機内食もお坊さんに対しては特別扱いで、精進料理を食べる時間も一般のお客さんとは違うタイミングで出してもらえるそうです。ただし、午後に食事をすることは戒律で禁止されているため、他のお客さんが食べている間に何も食べられないということもあるそうです。

そして、これらのようなサービスを航空会社がスムーズに行えるように、専用のマニュアルもあるとのこと。それだけタイの人にとってお坊さんという存在は大切なものであるということでしょう。

キウイフルーツはニュージーランドではなく、中国原産

キウイフルーツといえばニュージーランドで誕生したフルーツと思っている人も多いのではないでしょうか?実はキウイフルーツの原産地は中国です。1904年に中国を訪れたニュージーランドの人が国に持ち帰り、栽培して有名になったというわけです。

ニュージーランドで栽培が始まった当初はキウイフルーツという名前ではなく「チャイニーズグースベリー」と呼ばれていました。しかし、後々に海外に輸出するにあたり、ニュージーランドで栽培されたことをアピールするため、名前に「チャイニーズ」とついているのは違うのではないかということで、同国のシンボルである鳥のキーウイにちなんで名付けられたそうです。

ちなみにキウイフルーツが日本に輸入されたのは1970年代と意外に最近のことです。その後、日本でも栽培が始まり、スーパーに並ぶようになりました。現在では愛媛や福岡、和歌山などが産地として知られています。

「面白い」の対義語に、「面黒い」という言葉がある

何かに対して興味があったり、笑えたりすることを「面白い」と表現しますが、それとは逆に「面黒い」なんて言葉が存在するんじゃないか、と思った人もいるのではないでしょうか?実はこの「面黒い」という言葉、実際に存在しました。

「面黒い」という言葉が誕生したのは江戸時代のこと。当時はすでに「面白い」という表現はありました。しかしそれじゃつまらないという江戸の人の遊び心から、「面白い」の「白」をもじって「黒」を使った「面黒い」という言葉を使うようになり、一般にも浸透していったそうです。

この「面黒い」、実は正反対の2つの意味で使われていたそうです。ひとつは「面白い」と同じ、笑えたりするという意味です。「面白い」のしゃれた言い方としてよく使われていました。もうひとつは「面白い」と反対の、つまらないという意味です。これは主に俳句や川柳の世界でよく用いられた表現で、単純に「白」の反対は「黒」であるから、意味も反対であるという考えで使われていたそうです。

しかし、使われていたのは一時的だったようで、すぐに廃れていきました。「面黒い」という言葉は今で言う流行語のようなものだったというわけです。

文字にすると500文字以上のタイトルの歌がある

2010年にヴィジュアル系バンド、レムが発表した曲のタイトルに驚くべきものがあります。

それは『拝啓、大好きなキミへ。誰かに手紙というものを書くのは初めてです。最初で最後の手紙を書きます。キミは覚えていないだろうけど、初めて会った時のこと。涙を見せながら必死に笑顔を作るキミは、どこか寂しくて、奇麗で、僕が生きてきたこの世界のものとは思えないほど繊細でした。それは温かい陽射しのような、優しい春風のような、雨上がりに架かる虹のようで。僕の生きる真っ暗な世界に温もりと色をくれた。キミに触れた時、僕は初めて生きていることを感じることができた。だけど。いつしか僕らは大人になり、キミとの日々はいつからか日常になった。押し殺したはずの真っ黒な渦が世界を飲み込んでいく。苦しくて苦しくて、痛くて辛くて。キミとの思い出が、キミとの日々が色を失っていくのがただ怖かった。だから。僕は僕を終わらせる。温もりが冷めないうちに。色を失わないうちに。キミはきっと勝手だと僕を罵るだろう。でも誰かのために生きるなんて奇麗事、僕には似合わない。僕が色を失わないうちに、温もりを抱いて逝きたい。生きたいキミと、逝きたい僕。幸せの守り方は一つじゃない。考え方が違うだけ。大好きなキミへ。キミを守れなくてごめん。僕に光をくれてありがとう。先立つ僕を許して。敬具』という、全部で517文字からなるもので、日本で発表されている曲の中でもっとも長いタイトルだそうです。

ただ、この曲、ライブ会場限定で配布された音源であり、レムも解散しているため、現在聞くことは難しいようです。

人間は両方の鼻の穴で同時に呼吸することはできない

皆さんは意識して鼻で呼吸をしたことはありますか?そのとき、両方の鼻の穴から同時に息を吸ったり出したりすることはできているでしょうか?実は人間の体の仕組みで両方同時に呼吸することはできなくなっています。

人間の鼻の穴は2時間から3時間の周期で左右の穴を交互に閉じたり開いたりして呼吸をしています。この仕組みは「ネーザルサイクル」と呼ばれ、生理的な現象とされています。なぜこのような仕組みになっているか、完全にはわかっていませんが、おそらく右の穴は左の脳と、左の穴は右の脳とつながっていて、片方の穴が呼吸することで片方の脳が働いている間に、もう片方の脳を休ませているのではないかと考えられています。

鼻で呼吸しているときにもう片方の鼻が詰まってると感じている人がいたら、それは正常なことなので気にする必要はありません。しかし、どれだけ時間が経っても、もう片方の穴で呼吸ができない場合は、耳鼻科で検査してもらってください。

日本で初めて夏みかんの皮を使ってマーマレードを作ったのは、福沢諭吉

「天は人の上に人を造らず」の言葉でおなじみの明治の思想家・福沢諭吉。彼の業績は慶應義塾大学を開くといった教育だけにとどまらず、生活に関わるさまざまなことも残しているようで、そのひとつに、日本で初めて夏みかんのマーマレードを作ったというものがあります。

1893年、明治26年、福沢諭吉は、現在の山口県に位置する萩藩の知り合いから、名産品である夏みかんが送られてきたそうです。その夏みかんを美味しく食べた諭吉でしたが、残った皮を何か有効利用できないかと考えていたところ、当時西洋から輸入されていたオレンジのマーマレードを見て、それを参考に夏みかんのマーマレードを自作しました。後に諭吉はこの製造方法や味の感想などを彼の親友である萩出身の医師・松岡勇記(まつおか・ゆうき)にあてた手紙に書いています。

当時、このマーマレードは「マルマレット」と呼ばれていたそうで、現在萩市のあるお店ではその福沢諭吉が作ったマルマレットを参考に、夏みかんとグラニュー糖だけで作った「萩マルマレット」なる商品を販売しているそうです。もし萩市に訪れることがあれば、購入してみてはいかがでしょうか?

緑茶、紅茶、烏龍茶の原料は、すべて同じ茶葉

日本のお茶である緑茶、中国のお茶である烏龍茶、そして世界中で作られている紅茶、これらはまったく別の茶葉と思っている人も多いことでしょう。実はこれら3種のお茶の原料はすべて同じものです。またプーアル茶も同様に同じ葉っぱから作られています。

これらのお茶の原料はすべてカメリア・シネンシス、茶の木と呼ばれる木の新芽を摘んで加工したものです。ではなぜこれらが違う味のお茶になるかというと、発酵のやり方や度合いを変えているからです。摘みたての茶葉は鮮やかな緑色をしています。これを発酵させていくとどんどん赤みを帯びていって味や香りが変化していきます。緑茶は摘み取ったばかりのまだ緑色の茶葉を使い、紅茶は摘んだ茶葉を発酵させきったものを使います。烏龍茶はある程度育って大きくなった茶葉を紅茶のように発酵させきらず、途中で止め、プーアル茶は茶葉を摘んだらすぐに熱した後に発酵させるという作業を行います。

また、それぞれのお茶でも茶葉を蒸す長さなどによって味わいや香りが変わるため、茶葉ひとつで無限の味を楽しむことができます。お茶の世界はわれわれが思っている以上に奥深いものがあるのです。

カブトムシはスイカを食べると、お腹を壊す

カブトムシを飼うにあたり、餌の定番としてスイカを想像する人も多いかもしれません。しかし、実はスイカをあげることは、カブトムシを弱らせる原因になるというのはご存知でしょうか?

というのも、スイカはカブトムシにとって水分が多すぎるため、食べると下痢を引き起こしてしまいます。またカブトムシに必要な栄養分もほとんど含まれないため、ただ水分として体外へ排出されるということで、カブトムシを弱らせる原因になります。また、カブトムシが下痢になることで飼育ケースが不衛生になってしまいます。カブトムシを快適な環境に育てるためにもスイカを餌として与えることはやめるべきです。

では、どのような餌が良いかというと、専門店などで売られている昆虫ゼリーです。これらはカブトムシが健康に成長するために研究が重ねられ開発されたものであり、安心して与えることができます。それ以外だとバナナやリンゴといった水分があまり多くなく、栄養価が高い果物がいいでしょう。ただし腐りやすいので、その点は注意が必要です。

食欲の秋には、実際人間の食欲は増える

秋という言葉を聞いて、皆さんはどんな言葉を思い浮かべるでしょうか?スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋とさまざまな秋がありますが、特に「食欲の秋」が何よりという人が多いのではないでしょうか?このイメージが強いせいか、秋になると美味しいものを食べたくなる欲求が高まりがちです。しかし、秋に食欲が増すのには、ちゃんとした科学的理由があります。

脳の中には精神の安定性を保つ作用があるセロトニンという物質があり、これが食欲の調整にも深く関わっています。このセロトニン、日光に当たる時間によって分泌量が変わっていきます。昼が長い夏にはセロトニンが多く分泌されますが、秋になって日照時間が短くなるにつれて分泌量は減少していきます。そうなると、人間は分泌量を増やそうと、無意識にたくさん食べたり眠ったりして精神の安定を保とうとするそうです。秋になって人間の食欲が増すことになるのはそういう理由からです。

ただ、この欲望にまかせてたくさん食べてしまうと健康には良くありません。適度に外に出かけるなどで日光を多く浴びるようにして、食欲を抑えたほうが良いでしょう。

茶碗蒸しにマイタケを入れると、固まらなくなる

お寿司屋さんや日本料理店でよく出される茶碗蒸し。ぷるぷるとした食感と中の具とのハーモニーが口の中を楽しませてくれます。そんな茶碗蒸しの具ですが、マイタケが入った茶碗蒸しを見たことがある人はいないでしょう。それもそのはず、マイタケを入れると茶碗蒸しは作れなくなってしまうのです。

というのも、茶碗蒸しは卵のタンパク質をゆっくり加熱することで固まって作られます。ところが生のマイタケを中に入れると卵のタンパク質が固まらなくなってしまいます。これはマイタケに含まれるタンパク質の分解酵素が卵が固まろうとするのを邪魔するからです。他のキノコにもこのような分解酵素は含まれているものの、マイタケに含まれているものはキノコの中でも群を抜くレベルの強さであるため、生のマイタケを入れるのは避けられています。

また、この分解酵素、熱を加えれば壊れてしまうものの、茶碗蒸しは低い温度でゆっくり加熱して作るため、なかなか壊れることもありません。これも大きな理由のひとつです。残念ながら、マイタケ入りの茶碗蒸しを食べることは難しいようです。

スキージャンプは最初、腕を回しながら飛んでいた

冬季オリンピックの花形競技、スキージャンプ。現在その跳躍時の姿勢はスキー板をVの字に開き、体を前に傾けて、腕を少しだけ開くような形をとっています。しかしこのフォームにたどりつくまで、過去のジャンパーたちは相当な試行錯誤を繰り返してきたようです。

1924年に開催された第1回シャモニー・モンブラン冬季オリンピックの男子ジャンプ金メダリストは腰だけを曲げて前に傾け、両腕を空中でぐるぐる回しながら跳んでいました。当時のスキージャンプ界では両腕を1回振り回すごとに飛距離が1mほど伸びると信じられていたため、多くの選手がこのスタイルを取っていたそうです。

他にも1960年のスコーバレー冬季オリンピックでは、旧東ドイツの選手がまるで水泳の飛び込みのように頭の横に腕を固定する形でジャンプをし金メダルを獲得しています。

しかし、研究していた結果、現在のようなスタイルでのジャンプがもっとも距離を稼げるということがわかり、ほとんどの選手が採用するようになりました。これが1990年代頃のことと、ずいぶんと最近の話です。

LINEは東日本大震災がきっかけで誕生した

現在では家族や友人とのコミュニケーションツールとして欠かせないLINE。その誕生のきっかけは、2011年に起こった東日本大震災でした。

震災直後、被災地のインフラはほぼ壊滅状態で、電話はもちろん、メールもつながらないと通信手段も大打撃を受けました。そのため、多くの人が家族や恋人、友人と連絡が取れず、生きているかどうか心配な日々を過ごしていました。それを知った韓国の企業、NHNの創業者が緊急時のホットラインとして使える、電話回線に影響されないメッセージアプリを作ろうと考え、震災からわずか3ヵ月後の2011年6月にLINEを誕生させました。

当時は急ピッチで開発し、早くリリースすることを優先させたため、通話やスタンプなどの機能はまだなく、文字を送るだけのシンプルなものでしたが、相手がメッセージを読んでいるか確認できる「既読」の機能はすでに搭載していたそうです。この「既読」が通知されることで、相手がメッセージを読んでいる、すなわち相手が生存しているということを確認できるということから、この機能は最優先で搭載させたそうです。

現在は友達同士がつながるツールとして使われているLINEですが、もともとは人助けの目的として作られたものだったわけです。

楊貴妃のお墓が日本にある

7世紀に誕生した中国の王朝・唐の皇帝、玄宗が愛したことで知られる女性、楊貴妃。そんな彼女のお墓が日本にあると聞くと驚かれるのではないでしょうか?

山口県長門市には奈良時代の756年に美しい女性が船で流れ着いたという伝説が残されていて、この女性が実は楊貴妃だと言われています。安禄山(あんろくざん)の反乱により処刑されそうになった楊貴妃が命からがら逃げ延びてたどり着いたそうで、地元の人が手厚く看病したものの、すぐに亡くなってしまい、二尊院(にそんいん)というお寺に彼女のお墓を建てて葬ったそうです。この二尊院にはその言い伝えが書かれた古文書が残されていて、昔からその伝説が語り継がれていることがわかります。

現在にも、二尊院の境内には彼女のお墓が置かれています。ここにお参りすると願い事が叶うということで、多くの人が参拝に訪れて来ます。

宇宙に、地球そっくりな星がある

一説によると、宇宙にはおよそ1000兆個以上の星があると言われています。それだけの数があるため、われわれの想像の超えるような星も存在します。そんな中、2020年にNASA、アメリカ航空宇宙局が太陽系の外に地球とほぼ同じ大きさで、かつ環境も地球に近い星を発見したことで話題となりました。

その星の名前は「ケプラー1649c」といい、大きさは地球の1.06倍、気候も地球に近いため、水が液体のまま存在できるらしく、今まで観測された星の中で、もっとも地球に近いものと考えられています。ただ大気の存在はまだ確認されていないらしく、もし大気があることがわかれば地球外生命体が生息する可能性もあり得ます。

ただ、この星があるのは地球から300光年ほど離れたところだそうです。1光年がおよそ9兆5000億kmであり、その300倍という途方もない距離にあるため、われわれが生きている間には絶対に行くことができないでしょう。

銚子電鉄は、米菓製造業という業種に分類されている

千葉県銚子市を走るローカル鉄道、銚子鉄道。創業100周年を迎え、何度もあった経営危機も乗り越え、現在は2期連続の黒字決算になるほどの順風満帆な経営を続けています。しかし、帝国データバンクによると、この銚子鉄道の業種分類は、鉄道ではなく「米菓製造業」となっています。

というのも、1995年に発売され、銚子鉄道のV字回復の立役者となった「銚子鉄道のぬれ煎餅」が好評で、鉄道事業では1.2億円もの経営損失を出しているにもかかわらず、それをぬれ煎餅をはじめとするお菓子の製造・販売業がカバーしている状態だからです。

もはや銚子鉄道は鉄道業務だけでは立て直しは不可能で、本業をお菓子にシフトしたほうが会社も健全になるという状態ではありますが、そこは鉄道会社のプライドがあるのか、現在でも1日30便以上の運行を行っています。

もしかしたら、そこまで鉄道事業にこだわり続けることに対して、多くの銚子鉄道ファンが何とかしてあげたいという気持ちのもと、ぬれ煎餅などを買い続けて支えているのかもしれません。これからもこのスタイルのまま営業を続けてほしいものです。

新幹線の3列シートの真ん中のB席は、少し広い

新幹線の普通車両で3列席の真ん中であるB席に座ることになったときは、何かちょっと損した気分になりませんか?窓からの景色も楽しめず、トイレに行く場合も通路側の席の人に気を使わないといけません。また両側に挟まれてることで窮屈にも感じてしまいます。指定席の場合はこれで他の席と同じ料金を払っていると思うと何かやりきれないものがあります。しかし、JRはその点をちゃんと考えてくれているようで、B席は他の席より広く作られています。

窓側のA席、通路側のC席のシート幅は44cmですが、B席は46cmと2cm広くなっています。2cmだけと思われるかもしれませんが、少しばかり窮屈さは解消されます。ちなみに2列席のD席、E席の幅も44cmです。

またテーブルも座席幅に合わせて広く作られています。これだと、お弁当を食べたりするときにちょっと余裕を持つことができます。

位置的に嫌がられやすいB席ですが、こう聞くと案外良い席なのかもしれません。もし指定席の選択でB席しか取れなくても、そんなにがっかりする必要はないでしょう。

県の花、県の鳥と同じように、「県の音」がある

日本の47都道府県すべてには、シンボルとなる「都道府県の花」や「都道府県の鳥」といったものが決められています。たとえば東京都だと都の花はソメイヨシノ、都の鳥はユリカモメです。実はそれと同じように、それぞれの都道府県をイメージした「都道府県の音」というものがあるのはご存知でしょうか?

これは国などが決めたというものではなく、ある音響メーカーがそれぞれの都道府県をイメージする音は何かを募集して定めたもので、たとえば北海道では札幌の時計台の音、東京都は上野動物園のジャイアントパンダの鳴き声、京都府は舞妓さんの履き物、ポックリの足音などが選ばれています。変わったところだと、兵庫県の甲子園球場でのボールを打つ音、愛知県のパチンコの音、秋田県の林業の人が扱うチェーンソーの音といったものもあります。それぞれの都道府県の個性が出ていて非常に面白いものとなっています。

自分の住んでいる県の音はどのようなものか、検索して調べてみてはいかがでしょうか?

飛鳥時代に日本にパンダが来ていたのかもという資料がある

おなじみのジャイアントパンダ。日本に初めてやってきたのは1972年で、上野動物園で飼育されていたランランとカンカンということはよく知られていますが、実は今から1300年ほど前の飛鳥時代にすでに中国から日本へパンダが贈られていたという説があります。

これは『日本書紀』に書かれているエピソードで、7世紀頃、当時の中国の女帝であった則天武后(そくてんぶこう)が生きた「羆(ひぐま)」2頭と、「羆の毛皮」70枚を朝廷に献上したそうです。当時、中国ではパンダのことを「羆」と表記していました。そのためこの「羆」がジャイアントパンダにあたるのではないかと言われています。

ただし、この話はあくまで『日本書紀』に書かれているだけであって、歴史的に証明されているわけではありません。当時トナカイなどのことも「羆」と表記されていたり、普通にクマの一種であるヒグマも同様に表記されているため、これらの動物が献上されただけなのかもしれません。

ただ、当時本当にジャイアントパンダが贈られていたのであれば、歴史がひっくり返る大ニュースとなります。

「ハッピーバースデー」の歌には、著作権がある

誕生日に必ずと言っていいほど歌われている『ハッピーバースデー・トゥー・ユー』ですが、テレビドラマや映画などでこの曲が流れているのはあまり見かけないと思われます。というのも、この歌にはまだ著作権が存在し、使用料を払う必要があるからです。

もともとこの曲はアメリカのヒル姉妹が作詞作曲した『グッドモーニング・トゥー・オール』という歌が原曲の替え歌で、この曲自体は著作権登録がされていないため、誰もが自由に歌うことができますが、『ハッピーバースデー・トゥー・ユー』は、1935年に別の人物により正式に著作権登録がされています。そしてその著作権は現在、映画製作でおなじみのワーナー社が所持しています。

ワーナー社は他の企業がこの歌を映画などで使用する場合、高額な使用料を請求していて、その料金だけで1年あたり数億円稼いでいるとのこと。あまりテレビや映画で『ハッピーバースデー・トゥー・ユー』が聞かれないのは、そんな高額な使用料を払いたくないためのようです。

もし、誰かの誕生日で歌ったとしても、ビデオで撮影してネットにアップするのは避けたほうがいいでしょう。予期せぬ高額な使用料を請求される恐れがあります。

オリンピックを「五輪」と呼ぶようになったのは、新聞で書きやすいため

オリンピックのことをよく「五輪」と言うことがあります。この「五輪」という呼び方を提唱したのは、読売新聞の記者の経験もあるスポーツ評論家、川本信正(かわもと・のぶまさ)です。この「五輪」という名称、明治時代に作られた訳語のように思われるかもしれませんが、実は新聞社の事情により誕生したものでした。

というのも新聞はスペースに限りがあるため、掲載できる文字数も限定されます。「オリンピック」と表記していると、そのたびに6文字分が割かれることになります。そこで「五輪」であれば2文字で済ませることができるということから、1936年(昭和11年)、当時読売新聞の記者であった川本が使用することを提唱しました。ちなみにこの「五輪」はオリンピックを象徴する旗のマークから来たものではありますが、もともとはかの剣豪・宮本武蔵が残した著書『五輪書』が直接的なヒントとなったそうです。

ちなみに川本自身は「五輪」という言葉はあまり使わなかったとのこと。言葉をやたらに略するのは、言葉を大事にしていないと、自身のポリシーに反するからだそうです。

大阪の「阪」の字が現在の字になったのは、縁起が悪かったから

西の大都市・大阪。江戸時代、この「阪」という字は、登り坂、下り坂といったときに使われる「坂」が使われていました。しかし、現在使われているのはこざとへんの「阪」という字です。なぜ、このような一目では読み方がわかりにくい字へと変わったのでしょうか。

(土へんの坂の)「大坂」と表記されていたのは江戸時代以前のことでした。実際に大阪の地形は、東が高く西が低い、坂が多いものでした。そのことから土へんの「坂」という字が使われていました。しかし、幕末の頃に活躍した浜松歌国(はままつ・うたくに)という狂言の作家が、土へんの「坂」は分解すると土に反(かえ)るとなる。これは人が亡くなることを意味し非常に縁起が悪い、代わりにこざとへんの「阪」という字を使うべきだと提唱しました。そのことからか、元号が明治に代わる直前に「大阪府」が初めて設置されましたが、その字にはこざとへんの「阪」が使われるようになったそうです。

ただ、しばらくはこざとへんの「阪」と土へんの「坂」の字が併用される時期は続き、最終的に現在の「大阪」の表記に統一されたのは明治20年頃だったそうです。

まったく同じデザインの国旗を使っている2つの国がある

日本は日の丸、アメリカは星条旗、イギリスはユニオンジャックと、世界の国旗はその国を象徴し、イメージしやすいものとなっています。しかし中には似たデザインのものも多く、なかなか国と国旗のイメージがつながりにくいところもあります。その最たるものがインドネシアとモナコの国旗で、これら2つの国の国旗は、上半分が赤、下半分が白とまったく同じデザインのものが使われています。

厳密には縦と横の長さの比率がインドネシアが2対3、モナコが4対5となるため、まったく同じというわけではありませんが、たとえ見慣れた人でも見分けるのは難しいでしょう。国旗として制定されたのはモナコが1881年、インドネシアが1945年とモナコのほうが早く、モナコがインドネシアに対してデザインを変更するように抗議したことがあったそうですが、この旗の原型となるものは1293年に誕生したということで、その抗議を突っぱねています。

ちなみにポーランドの国旗は上半分が白、下半分が赤という逆のデザインで、これもまたまぎらわしいものとなっています。オリンピックなどのイベントでこれらの旗を掲揚するとき、取り違えが起こりそうで怖いですね。

江戸時代、黒猫を飼うブームがあった

「黒猫が横切ると不吉なことが起こる」と、黒猫はこれまで縁起が悪い生き物の象徴として考えられていました。これは欧米で黒猫は魔女の遣いであるという迷信が日本にも広まったからだと考えられています。しかし明治時代以前の日本では黒猫は非常に縁起がいい生き物と考えられていました。そのため、多くの人が黒猫を飼っていたそうです。

当時の日本人は、黒猫は暗闇の中でも目が見える、という理由で、魔除けや幸運、商売繁盛の象徴とされていました。また江戸時代に入ると黒猫は恋煩いに効果がある、近くにいると結核が治るという迷信も広がり、庶民はこぞって黒猫を飼うようになりました。

しかし明治に入り、西洋文化が導入されることにより、黒猫は縁起が悪いという迷信も聞かれるようになったことから、黒猫ブームは終わってしまいました。

ただし、そこまで黒猫が不吉であると考えている日本人は多くなかったようで、明治の文豪・夏目漱石の小説『吾輩は猫である』のモデルとなった猫も黒猫だったそうです。漱石はこの作品により作家デビューしたことから、福を呼ぶ猫ということで、この黒猫をかわいがったというエピソードもあります。

生パイナップルを使ったゼリーは、作ることができない

家でフルーツを入れたゼリーを作ったことがある人はいるでしょうか?リンゴやミカン、ブドウなど、さまざまなフルーツを入れて手作りしたカラフルなゼリーは、美味しさも格別でしょう。しかし中には、パイナップルのゼリーを作ろうとして失敗した人もいるのではないでしょうか。実は生のパイナップルを使ったゼリーは作ることができないのです。

ゼリーがなぜ固まるかというと、ゼリーに使われるゼラチンの効力によるもので、ゼラチンの原料であるタンパク質、コラーゲンが冷やされることで固まります。ところがこのタンパク質を溶かす成分が生のパイナップルに含まれています。それがブロメラインという物質で、よく酢豚にパイナップルを入れると豚肉が軟らかくなると言いますが、これはこのブロメラインが豚肉のタンパク質を溶かすからです。豚肉と同様にゼラチンのタンパク質もブロメラインの作用により溶かしてしまうため、ゼリーが固まらないというわけです。

ただ、このブロメラインは熱に弱いため、一度パイナップルを熱湯につけてしまえば、ゼリーを作ることができます。また缶詰のパイナップルも一度熱処理されているため、問題なく使うことができます。

深海には鉄に覆われた体を持つ生物がいる

インド洋の中央付近の深海で2001年、奇妙な生物が発見されたことで話題となりました。その名は「ウロコフネタマガイ」という巻き貝の一種で、巻き貝であるにも関わらず鱗があり、その鱗はなんと鉄でできているというものです。

なぜこのような鉄の鱗を身に着けているのか、多くの生物学者が研究を重ね、バクテリアによって鉄が生成されたのではないか、などさまざまな推測がされましたが、最終的に、この生物が生息しているあたりに熱い水が噴き出す場所があり、そこで発生している硫化鉄が鱗を覆うことで、鉄の鱗が出来上がったということがわかりました。箱根大涌谷名物の黒たまごと同じメカニズムです。そんな鱗を持つことで、カニや他の巻き貝といった肉食生物などの攻撃から身を守ることができるというメリットがあり、深海で生息するには非常に適した体質となっています。

ただ、このウロコフネタマガイ、棲家である熱水が噴き出す場所は海底資源が産出できるということから人間により荒らされ、現在は絶滅危惧種に指定されるまで数が減ってきているそうです。今後、このような貴重な生物をいかに守れるかが、われわれ人類にとって大きな課題なのかもしれません。

キスで虫歯がうつる

よくお父さんやお母さんが赤ちゃんに対してかわいさのあまり口にキスをすることがありますが、実はこの行為、注意していなければ大変危険なことでもあると聞くといかがでしょうか。

というのもキスで虫歯がうつるケースがあるからです。生まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在していません。キスをすることで大人の唾液が赤ちゃんの口の中に入ってしまい、それまで存在しなかった菌が付着して、虫歯の原因となってしまうというわけです。

他にも同じ食器で食べ回したり、同じコップで回し飲みするのも、唾液がうつってしまい危険です。ただ、危険だと思うあまり過度に心配してしまうのは生活の質を下げてしまうことになります。家族である限り、同じ食器を使うことは普通にありえることです。それよりは、赤ちゃんにキスしたり、同じ食器を使ったりした後は、しっかり歯磨きをしたり、こまめに水分を補給するといったアフターケアをすることのほうが大事です。

かわいらしい赤ちゃんの歯を虫歯にしないためにも、大人がしっかり注意してあげましょう。

食品メーカー、ミツカンの英語表記が変なのは、見た目を考えてのこと

「味ぽん」などの商品でおなじみの食品メーカー、ミツカン。その社名はアルファベットで「mizkan」と表記されています。しかし普通に書いたら「mitsukan」となるはずです。なぜ「つ」の部分が「z」で書かれているのでしょうか。

これは「つ」を「tsu」と書いてしまうと、会社のロゴが少し横長になってしまい、見た目が悪くなってしまうからで、また「z」という目を引きやすい文字をほぼ真ん中に置くことでロゴマークの印象が変わり、特に外国人に覚えてもらいやすい効果があるからという理由もあるようです。

ちなみにこのミツカンの会社のロゴ、よくよく見ると「mi」の部分と「zkan」の部分の文字のフォントが違います。これは「mi」の部分に、「未来」の「未」、「魅力」の「魅」、「味覚」の「味」などといった意味を持たせるために変えたとのこと。

いつも見慣れているミツカンのロゴですが、こう聞くと深い意味が込められていることがわかります。

ケンタッキーフライドチキンは、キャベツ専用のカレンダーを作っている

ケンタッキーフライドチキンのサイドメニューとして人気の商品にコールスローがあります。みじん切りにしたキャベツやニンジンをタマネギ風味のドレッシングに漬け込んだサラダで、1970年の日本での創業当時からあるロングセラーの定番メニューです。そんなコールスローをお客さんにおいしく食べてもらうために、ケンタッキーフライドチキンでは、独自のキャベツ用のカレンダーを制作しています。

これはキャベツが収穫される時期によって味わいが変わるからで、春に収穫される春キャベツはみずみずしく柔らかで、冬に収穫される冬キャベツは濃縮されたうまみがあります。しかし、コールスローの味は春と冬で変えるわけにはいきません。年間で味を均一化するためにさまざまな工夫が行われています。キャベツ用のカレンダーはその一環で、仕入れ担当者はカレンダーを見て、さまざまな産地ごとのキャベツの状態を見極めて選定し、季節にあわせて一番おいしいキャベツを仕入れています。

ちなみに、このコールスロー。開発には3年間もかかったそうです。コールスローの味が一年を通しておいしいのは、これらのような工夫や努力を重ねた結果というわけです。

フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』は、1万円で取引されたことがある

17世紀のオランダの画家フェルメール。彼の代表作として有名な作品に『真珠の耳飾りの少女』、またの名を『青いターバンの少女』があります。現在では多くの人が知る名画ですが、実はその昔、かなりの安い価格で販売されたことがあります。

18世紀頃、フェルメールは画家としての価値が低迷しており、彼の作品に対して興味を持つ人はほとんどいませんでした。そのため『真珠の耳飾りの少女』は誰もが買うことを躊躇し、投げ売り状態になり、1881年にハーグで行われたオークションで2ギルダー30セント、日本円で1万円ほどというとんでもない安値で落札されたことがあります。この作品は当時、ひどく汚されていたため、正当な評価を受けていなかったということも、この落札額の理由だったのかもしれません。

しかし、再びフェルメールが評価されるようになり、『真珠の耳飾りの少女』も修復を受け汚れも取れたことで、現在では日本円で100億円以上の価値があると言われています。

男性用のレース生地の下着がある

レース素材といえば、透けていて向こう側が見えるという特徴があり、レース素材の服や下着はどちらかというと女性のものが多いでしょう。しかし、下着メーカーのワコールは男性向けのレース素材のボクサーパンツを発売し話題となりました。

さすがに肝心な部分は隠れているものの、他の部分は透けていて肌の部分は見えています。ただ、レース素材特有の通気性があり、ムレが軽減されて、長時間身につけていても嫌な感じがしないそうです。そして伸縮性にも優れ、締めつけ感も特に感じられないとのこと。

レース素材は女性のものという固定観念を覆し、新しい男性下着のスタイルを提唱した今回のパンツ、これをきっかけにレースにハマる男性も増えていくのではないでしょうか? ちなみにこのボクサーパンツのラインナップには花柄をあしらったものも加わっているそうです。今後、われわれの想像を超えた新しい下着がどんどん登場していくかもしれませんね。

アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる人がいる

アスパラガスを食べた後にトイレに行くと、おしっこのにおいが普段と違ってどこか臭く感じるという違和感を持つ人もいるのではないでしょうか。

これは、アスパラガスが体内で代謝することで発生するメタンチオールという物質が原因で起こる現象で、このメタンチオールがおしっこと一緒に体の外に排出され、そのときに悪臭を発生させるというわけです。ただし、このにおい、全員が全員、嗅ぎ分けることができないらしく、ある会社の調査によると日本人の3人に2人がにおいを感じないとのこと。これは遺伝子に関連していて、突然変異で異常が起こったことで嗅覚に何かしらの障害が発生し、メタンチオールの匂いを感じなくなったと考えられています。

遺伝子の異常と聞くと、何か悪いことが起こったように感じるかもしれませんが、ただ臭い匂いを感じずに済むだけだと考えると、あまり怖くありませんね。

イギリスの諜報機関が、ママさんスパイを募集していたことがある

映画「007」シリーズにも登場するイギリスの情報機関「MI6」、正式には「SIS、イギリス情報局秘密情報部」という名称ですが、この「SIS」が2015年、育児情報サイトにある広告を掲載したことで話題となりました。

その広告とはママさんスパイを募集するもので、「想像力、洞察力、好奇心、共感や直感力を重要視する」といった要件や、「イギリス国籍で人生の経験が豊富、かつ分別ある人材を求む」「海外勤務の可能性もあり」といった応募条件が明記されていました。なぜSISがこのような広告を出したかというと、イギリスのスパイ業界は圧倒的に男性が多いことがあげられます。そのため、イギリス議会が女性の増員を求める声があり、その声に答えたという形のようです。また女性だとハニートラップにひっかかる可能性が少ないという利点も考慮されたのかもしれません。

しかし、その広告を見たママさんたちは「子育てに追われているのにそんな仕事ができない」といった批判的な意見が多くあったそうです。母親とスパイの両立はなかなか難しいようですね。

吉田茂は、飼っていた犬にアメリカの都市の名前をつけていた

戦後の日本を復興させた立役者の一人であるかつての総理大臣・吉田茂。彼は愛犬家としての一面も知られ、「ワンマン宰相」ならぬ「ワンワン宰相」というニックネームもつけられていました。多いときには10匹以上の愛犬を飼っていたこともあったそうです。

そんな彼が飼っていた犬の中には変わった名前がつけられたものがいます。1951年、サンフランシスコ講和条約の日本側の首席全権としてアメリカを訪れた吉田茂は、条約調印後、その記念として現地でケアンテリアという品種の犬をオス、メス2匹購入して帰国しました。そして吉田はその2匹の犬に「サン」と「フラン」、その2匹の間に生まれた最初の子犬に「シスコ」という名前をつけました。3匹合わせて「サンフランシスコ」というわけです。

そんな吉田が飼っていた多くの犬のうち4匹のお墓は、神奈川県立大磯城山公園の旧吉田茂邸地区内で見ることができます。このお墓のうちのひとつは「サンフランシスコ」からつけたうちの1匹、サンのものです。もし大磯を訪れることがあれば、お参りしてあげてはいかがでしょうか。

アメリカ、ミズーリ州のニックネームは「証拠を見せろの州」

アメリカにある50の州にはそれぞれニックネームがつけられています。たとえばニューヨーク州は、ビルの名前の由来となった「エンパイア・ステート」、カリフォルニア州はゴールドラッシュが起こったことから「ゴールデン・ステート」です。そんな中、アメリカ中西部に位置するミズーリ州のニックネームは一風変わっています。その名も「ショウミー・ステート」、日本語に訳すと「証拠を見せろの州」です。

なぜこんなニックネームがつけられたかというと、19世紀末頃に行われた海軍のパーティーで、ある国会議員が話の途中で疑問に思うたびに「証拠を見せてくれないと信じられない」と相手に向かって叫んでいたそうです。その国会議員がミズーリ州出身であったことから、次第にミズーリ州出身の人は疑り深い性格で、何かあるたびに「証拠を見せろ」と言ってくるという話が伝わっていき、「証拠を見せろ」という言葉がミズーリ州を指すスラングとなり、結果それがニックネームとなったというわけです。

ちなみに辞書には「フロム・ミズーリ」という慣用句が掲載されていて、「疑り深い」という意味があると書かれています。一人の国会議員のおかげでミズーリ州に悪いイメージがついてしまうだなんて、いい迷惑でしかありませんね。

実際の鼠小僧は、極悪人

鼠小僧といえば、武家屋敷だけに泥棒に入り、人を殺さずお金だけを盗んで、そしてそのお金は貧乏人の家に投げ込むという庶民の味方のイメージが強いかもしれません。しかし実際の鼠小僧はそんな良い人間ではなく、極悪人だったと言われています。

生まれつきの博打好きだった鼠小僧は20代後半で親に勘当されてからは、泥棒として10年以上にさまざまな屋敷に潜り込み、1万両ものお金を盗んでいますが、そのお金はすべて博打や酒、女に使っていて、庶民には一切配っていなかったそうです。ただ、10年以上捕まることがなかったため、伝説の泥棒として言い伝えられてはいました。その伝説に貧乏だった庶民の願望が乗っかったことで、鼠小僧はお金を配っていたという噂が広がったようです。

しかし、そんな鼠小僧も36歳のときに捕まり、市中引き回しのうえに処刑されてしまいました。もしかしたら、鼠小僧が金持ちの家から盗んでくれるということが庶民にとって爽快だったため、ヒーローのように扱われていたのかもしれません。そう考えるとたとえ極悪人の鼠小僧であったとしても、この処刑は残念な話だったことでしょう。

徳島県に電車は走っていない

日本全国を網羅している鉄道。モノレールが走る沖縄県を除いた46都道府県にはJRがすべて通っていますし、大手をはじめとする私鉄も多くの地域をカバーしています。しかし、これが「電車」となると実は47都道府県の中に唯一走っていないところがあります。それが徳島県です。でも、徳島県にもJRは通っているし、鉄道が走っているではないかと思われるかもしれませんが、実は徳島で走っているのは電車ではなく「汽車」、正しくは「気動車」なのです。

電車を走らせるには、線路の上に電線を架ける必要があり、多くの都道府県は電線を架ける工事を行って汽車から電車へ移行していきました。しかし徳島県だけ電線を架ける工事が行われず、未だに汽車が走っているわけです。

なぜ徳島県だけ工事が行われなかったかというと、徳島を走るJRの高徳線のトンネルが汽車が通れる最低限のスペースしかなく、電線を通すのが不可能だったからです。もし電線を通す場合は天井の拡張などの大規模な工事を行う必要があり、多大な費用もかかるため、財政難のJR四国にとって非常に厳しいようです。

ただ、以前から四国に新幹線が走るという計画が存在しているため、それが現実になると、47都道府県すべてに電車が走るということになるでしょう。

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