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あやかし、もののけ、ホントにいるの?
<コロボックルは民族?あやかし?
小さな人は今どこに?>

地球・あやかし紀行

 

不思議な現象、幽霊、妖怪、未確認生物をまとめて、親しみやすく“あやかしさん”と呼び、様々な“あやかしさん”情報を紹介しています。

今回はコロボックル。北海道の民話でおなじみの小人といわれる人々です。

コロボックルを題材にした、作家・佐藤さとるの「誰もしらない小さな国」シリーズの童話を読んだ方も多いのではないでしょうか?

コロボックルは北海道の先住民アイヌ民族より前に北海道に暮らしていた民族とも、北方の小柄なアイヌの民とも言われています。ただ…誰も見たことも実証できる遺跡もないので、現時点では妖精か?はたまた妖怪?とされています。

謎多き、小さな人々“コロボックル”を紹介します。

まずは、コロボックルの特徴です。

*北海道(十勝地方、千島列島)を中心に北方に存在。

*身長は3㎝程度~大きくても1m。コロボックルの語源はアイヌ語で「フキの葉の下にいる人」という意味。フキの葉の下に2~3人入れるサイズ。

*生活は近代まで竪穴式住居に住み土器を作り、身体には独特のタトゥ。意外にも魚猟

が得意。身体が小さいので大きな鳥が天敵。

*他民族の交流を嫌い、ほとんど姿を見せない。

*なぜかアイヌ民族とは当初は友好的。助け合い、食料など分けてくれる。

けれど、絶対に全身を人目にさらすことはない。

 

余談ですが、北海道であの大人気のポテトスナックのお土産は…コロボックルから引用されて名付けられているそうです。ジャガの下の?確かにジャガイモの葉の下に数本入るサイズですね。

 

では、北海道十勝地方に残る有名なコロボックルの民話を紹介します。

 

アイヌの長老は「コロボックルを決して捕まえたりしてはならない」と厳しく教えていたのですが、若者たちの未知の存在を明らかにしたい、という気持ちは今も昔も変わりません。まぁ、今で言う…UMA探検隊みたいなもの。

若者たちはワナを仕掛けたり夜中に番をしたりコロボックル捕獲に夢中でした。

ある日、ある家の窓にコロボックルが差し入れをしようとした時、張り込んでいた若者たちが、その爪楊枝のような細い腕を掴み引きずり出すと、身長3~4センチの小さな半裸の少女が!「コロボックル、ゲッ~ト!」

若者たちは初めてのコロボックルにテンションMax!みんなで触ったり、引っ張ったり、見世物にしたり…コロボックルの少女はその屈辱に瀕死状態です。

隙を見て命からがら逃げ出した少女はコロボックルの長の元へ駆け込みます。

アイヌとコロボックルは余計な詮索はしないという約束で友好関係にあったのです。まさか娘がこのような扱いを受けるとは!!長は超ブチ切れ!許すわけはありません。

アイヌの長は「△*◇~!トカプチ!」と呪いの言葉を残し、一族を率いて、この地を去ったといいます。

この呪いの言葉にあった「トカプチ」がトカチ→十勝となり、地名になったと伝えられています。一般的には十勝は二つの山の谷間にあり、山が乳房のように見える為、アイヌ語の乳(こちらもトカプチ)が語源とも。外国語や方言のようなものなので発音が多少異なると思いますが「トカプチ」が十勝の地名の語源です。

十勝だけでなく千島などの島々にもこの小さな民族の伝説は数々残されています。

 

日本ではコロボックルは“小さな種族”と位置付けられていますが、世界ではどうかといえば…

もちろん、世界中に小人族の目撃談や伝承があります。他国では妖精や精霊、ゴブリンなどの伝説上の生き物とされているのが殆どです。海外では“あやかしさん”という位置づけです。

昔も今もこの神秘的な小さな人々は童話やファンタジーの世界で人気です。日本では一寸法師やアニメ「借りぐらしのアリエッティ」、海外では親指姫や白雪姫、ガリバー旅行記。中国にも小人(しょうじん)が名もなき小さな島に住んでいるという伝説があります。

 

21世紀初め、インドネシアの遺跡で1万年以上前の身長1m程の成人の骨が見つかったそうです。何かの原因で背が低いのか?我々とは別の進化を遂げた別の人種なのか?今はまだ、わかってはいません。

もしも、本当に小さな人間がいるのなら、何故、痕跡すらないのでしょう?やはり妖精や妖怪?それとも、小さな民族と“あやかしさん”は全く別物なのか?

 

TVのミステリー番組などでも「小さいオジサンを見た!」という話を聞きます。

夜中目を醒ますと小さいオジサンが枕元や棚の上にいたという目撃談は芸能人に限らず多くあります。…それはコロボックル?それとも妖精や妖怪?

“小さな人”は今どこで、どんな暮らしをしているのでしょう?

もしも小さな人を見つけたら…是非、このサイトにお知らせ下さい!

 

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放送作家 キャスティングプロデューサー
南鰻衣ルカ

TV番組・イベントなどキャスティングを生業としつつも、作家見習い時代のライター業務で得たモノカキにアジをしめ、ひそかに文筆を楽しむ。

音楽業界、芸能界、TV・ラジオ・イベント業界などを経て、現在、いつのまにやら…“何でも屋”に。

 

得意ジャンルは神話、伝承、天文、スピリチュアル研究など。役に立たない雑学大好き。

趣味は未熟であるが、イラストレーション。

亡き父が「効果音職人」だった影響もあり、擬音についても勉強中

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